2018年6月29日金曜日

MINOLTA AF ZOOM 100-300/4.5-5.6 ~ カビとり〜。

とりあえず購入した直後は、動作チェック程度しかしていなかったので、きちんとカビの状態を見ておこうかなと。

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これ、前玉ね。
表面がいい具合にカビとりますなー。

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これ、前から撮った中玉。
シボリの前郡の手前と、後郡の手前がカビてるねー。

とりあえず開けて中の様子を確認しないことにはどうにもならないかなぁとおもったので、開けてみたし。

……と言いたいところだけど、これがまた開け方がよーわからん。
そもそも、前から開けた方がよいのか後ろからなのかすらわかんないし。

てことで、恒例の先人の知恵をお借りすべくググりまくってとりあえずある程度バラせたよ。

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え? ある程度? どの辺を持ってある程度なの?

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んで、結論から言うと、一つバラすとカビ。
写真にパシャ〜。
撮れたか目視チェックでチラ〜。
奥にカビ、はけーん。
グリグリしてバラバラ〜。
カビに遭遇、写真パシャ〜。
目視チラ〜。
また はけーん。

の繰り返し。ほぼ全ての面がカビに侵されてたし。
どんだけウェットな環境で保管していたんでしょ?


最後にシボリの手前の組み合わせレンズの中にカビが少し残っていてどうしても気になるんだけど、コヤツにはたどりつける自信がないわー。

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つーか、こいつ、元に戻せる自信がなくなってきた。
ほんとズームレンズ嫌い。
元々嫌いなのに拍車をかけてさらに嫌いになりそう。

今日は、もうこれ以上の集中力は残されていないので、このまま終了。
て、これって日をまたいで私の記憶は大丈夫なんだろうか?
本気で組めなくなりそうなんだけどw

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(My・ブーム を超えて Our・ブーム になりつつある冷凍豆乳)



2018年6月28日木曜日

minoltaいろいろ。

OLCの回し者的な若者くんが、誕プレをくれるっていうのさ。

で、半月ほど考えて出した結論が、「しこたまジャンクカメラ」だとさ。

私は、ジャンクカメラをもらってウキウキ。
彼は、それをネタにblogが更新されるから、それが読めて(このblogのFANになったみたいだよ)ウキウキ。

まさにwin-win的なw

win-win教の信者が聞いたら垂涎のネタだよね、みたいな。


てことで、手元にやってきたカメラorレンズたち

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XEのブラック、MC Rokkor 200/4.5、AF ZOOM Xi 75-300、そしてUniomatの二代目。

被らないようにとか、どの辺を狙って買えばいいかを彼なりに考えてくれたみたい。
嬉しい限りだけど、買ってきたものは、ほぼほぼ彼の趣向が入ってるよねーw

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あと、なるべく被らないようにって言うのも考えてくれたみたいだけど、それは無理でしょーw

minoltaに絞ってしまった時点で私の持っていないものを探すのは、それこそCLとかTC-1しか残ってないんじゃね?って感じだからねぇ。

ま、二台三台被ろうとちっとも困らないのも変態の称号を手にしている所以だったりしてね。
バッチコイ!みたいな。並べて撮ったるさ。って感じやね。

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さてさて、一気に手元にメンテを求めているカメラたちが増えたので、現在逆に保留状態になっていたりして。

うーん。ではではどの子から診ていってあげましょか?

・・・ってちょっと見てみたけど、これってみんなほぼほぼキレイだし、完動品だよねぇ。
さすがカメラ屋の言うジャンクだけある。
ってか、状態の良さげなのを選んでくれたのかな? 回し者若者くんw

MC Rokkor 200/4.5 も、AF ZOOM 75-300/4.5-5.6 もレンズの状態はほんとにいいね。ほぼほぼノーメンテで使えるよこれ。

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これ、MC Rokkor 200/4.5

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こちら、AF ZOOM 75-300/4.5-5.6

長いレンズとかズームレンズはうまく中のレンズの様子をカメラにおさめにくくて撮ってないけど、目視では問題なさそうだよねー。

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これ、Uniomat。カビとか曇りって感じではなくて、汚れてる感じかなぁ。
多分拭けば取れるんじゃないかなぁ。

あ、あと、もしかしたらUniomatは露出計が逝ってるかもね。
動いてなさそうだから、接点不良かセレン自体がお亡くなりになっているかもしれないね。

XEは電池入れてみないと動くかどうかもわからないから、また次回ということで。



2018年6月26日火曜日

SONY α300

AF 100-300をオクでポチった時に勢いで続けてポチってそのまま落札してしまった代物。

まぁ、αマウントのデジイチの廉価機をひとつ持っておきたいなーって思っていて、それとなーく検索していたのは事実なんだけどねー。

新たにカメラ女子を目指したいと思い始めた若者に、とりあえず手頃なカメラを渡しておきたなーと思っていたんだけど、カメラの練習にはデジタルであることと、色々と自分でいじくれる一眼レフであることが必要かなと思っていてねー。

で、ちょっと前にぶっ壊れたα55の後継として手頃な中古の55を手に入れていたんだけど、あっという間の2ヶ月弱でまーたこわれたんよ。

流石にこれでまた55系のTLMのαを買うのは躊躇したので、OVFのα3桁のものを物色していたってわけ。

その中でもライブビューもあるといいなーってのがあったから300か350あたりかなー、みたいな。

はい。てことで言い訳前置きはこの程度で、こんにちはα300。

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ライブビューが出た当時は、手動でOVFと切り替えて使う設計だったんだねー。
ボタンの配列も、TLMのαとだいぶ違くて、って自分α100も持っているのになぁw
すっかりボタンの配列の違いに戸惑っている自分がいたりして。

見た目も動作も状態の良さそうなものを落札したから、実際に動作確認したけど、今のところ問題なさそうだね。
ただ、バッテリーが完璧に劣化しているからフル充電でも50%程度しか上がらないや。
77とも共通だから適当なものを購入しておかないとなぁ。

てことで、18-55あたりをくっつけて近いうちに貸しっぱなしの旅にでるα300くん。いってらー。

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(GR1 , fuji100 現像から上がった写真が数年前のものだし季節が不明でよーわからん)




2018年6月25日月曜日

MINOLTA AF ZOOM 100-300/4.5-5.6

撮影対象がどうやってもなが~いところのズームレンズが必要なOLCの回し者の若者くんに触発wされてオクで長めのズームとかを見てたんよ。

MINOLTA純正の100-300がコンパクトで評判も良さそうだったから、APOレンズのやつのジャンクを1k以下で入札しておいたら、例によって終了直前にうっちゃられたんよ。

「うっわ〜。まじかよ〜。」 みたいなノリで、勢いでAPOなしの1kのやつに入札。
返す刀で、こちらは以前から手頃なαマウントの廉価機を探していたので、程よい感じのα300にも入札。

いずれもスタート価格で最低価格でのみ入札。

「どうせコイツらも終了直前に誰かがうっちゃるんだろ。けっ。」

みたいな気持ちで放置していたら、終了時間あたりでApple Watchから「ぴろ〜ん」みたいな。

『お?やはりうっちゃられたか? (watch チラ〜)』
「はれ? ありゃりゃ? 落札してしもうたわ〜」
みたいな。

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(ケース付き、フード付き、前後純正キャップ付き に惹かれてもうたw)

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入札する時点で、だいぶカビカビレンズだっていうのはわかっていたから、確認の撮影も適当w これが、前玉。

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あーだめだこりゃ。適当に撮影しすぎて、カビ玉なのかどうかがわからん。

つーか、これを手に入れてめっちゃ冷静に考えたんだけど、この手のズームレンズっていつ使うんだ?自分。
ま、デジタル自体が仕事用であることが多いから、仕事で長いところが必要なときはそれなりにあるから、使えるかな? つーか、使ってあげないとね。




あ、そうそう、文中にもあるけど、この落札の数分後にさらなる悲劇?が待っていたりして・・・。



2018年6月24日日曜日

Leica Ⅲf , Summitar 50/2 ~ マットブラックぬりぬり。

後郡のクモリをとっているときにはがれてしまったレンズの縁の内面反射防止のブラックをヌリヌリしたし。

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ここは何はなくとも、マットブラックのメーカーはタミヤでしょ。

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マットブラックとGR1ブラック みたいな

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マットブラックとブラックコーヒー 的な

特に何が違うとかいうのはまったくないと思うけど、この赤と青のスターのラベルが付いているだけで最高品質に違いないと感じさせるところがスゴイw


でもって、いざ!フチを塗りましょう!! と思ったところで問題発生。


見えん。

あー。ここのところ一気に老眼が進行していますなーorz

近距離とか小さいものを見るのが困難なのよ。

これで、適当にやって「ドベッ」とかレンズに塗料ぬりたくった日にゃ、何しろLeicaだからそりゃたまらんですよ。はい。

てことで、困ったときの双眼実体くん登場。今回はすでに2回目なり。

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「塗った」というより「のせた」感じのマットブラックで、ほぼほぼ気にならないレベルまで戻したかなぁ。
ま、でもプロレベルまでは行ってない感じだけどね。

そんなこんなで、ようやくバルナックライカの儀式的なフィルム装填をして、カバンに放り込んだなりよ。

50mmで最短距離1m、開放F値2.0のこのレンズで何を撮ろうかなぁ。

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(Rollei35 , fuji100)



2018年6月23日土曜日

Leica Ⅲf , Summitar 50/2 ~ レンズの曇り。

つーか、あまりにもLeicaにビビりすぎていたために、何のレンズが付いていたかを全く確認すらしてなかった自分。

とりあえず、ピントのヘリコイドが途中までしか回らないというのと、レンズが曇っている感じなのは確認していたんだケロ…

てことで、このボディに付いているレンズはSummitarというやつみたい。
って、そもそもLeicaのレンズの銘柄を殆ど知らないので、”みたい”とか”らしい”とかという表現しかできない自分w

いちおうググってみたけど、私でも知っている超有名なSummicronの前身のレンズみたいやね。

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で、まずはヘリコイドのネジ山の潰れをなんとかしようかなと。


・・・あ、ここ写真撮り忘れとるw


Rollei35の潰れてしまったネジ山を修復したときのことが脳裏に浮かびつつ、双眼実体と目立てヤスリで、慎重にゴリ・・・ゴリ・・・みたいな。



うんうん。全部回ったぞなもし。やっぱり山が目では確認できないくらいの程度に潰れていたんだね。きもーちヘリコイドの回転に一定のトルクが掛かってなくて、途中で重たい感じがするけど、当面このままで様子を見ようかなと。

ゴリゴリしすぎて、スカスカになるのはサイアクだからね。


てことで、次の課題にgoな感じで。

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これは前郡。

うまいこと曇っている様子を写せなかったけど、うっすらと曇っているんだよね。
ただ、どこの面が曇っているかがわっかんないんだよねー。

で、たぶん一番後ろの表面だろうということで、かる~く磨いてみた。

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スッキリした・・・と思う。
目視でも、カメラでもうまいこと表面の曇りの様子が撮れなかったけど、クモリ自体は取れたよ。(韻を踏んでみたり)

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プロレベルでは「曇っている」範囲にまだ入っていると思うけど、ジャンクカメラーレベルでは「クリア(笑)」やね。


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ほい。これは後郡のクモリ。

後郡の一番前、シボリの手前の面が曇っている感じかな。
つい先日、顕微鏡の浜野さんにレンズ磨きの極意を教えてもらったから、試しにそのやり方で磨いてみたけど、クモリは取れなかったよ。

で、次の手の過酸化水素水をつけてみたらなんとか取れたけど、完全にスッキリなわけではないんだよねー。

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って、レンズ清掃しているときに内面反射防止のマットブラックを剥がしちゃった。

手元につや消しブラックの塗料が在庫切れになっているから、まーた保留だね〜。




2018年6月22日金曜日

Leica Ⅲf , Summitar 50/2

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職場のデスクにポイと置いてあった。

カメラ修理をしていると誰のかわからないカメラやレンズがデスクにおかれていることが多々あるんだけど、さすがにこれはビビる。

ら、Leica!?

みたいな。

もうね、大概のことではびっくりしないくらい年を重ねてきているとは思っているんだけど、ある時机の上にLeicaがおいてあったらビックリするでしょ。そりゃ。

しかもしかも「あーそういえばちょっと前に若者が『おじいちゃんが使わなくなったカメラがあるから持ってきていいですか?』とかいうデジャヴー?的な常套句を言っていたよねぇ。それってこれのことだったのねー。」
とか思っていたら、

「あ、使わないんであげますって。カメラのことをよく知っていて大切にしてくれる人に使ってもらいたいって」

だそうな。

はなぢ出そうですわ。

もうね、2万5千回くらい「ほんとにもらっていいの?」って聞きましたよ。ウソだけど。


つーことで、例にたがわずまずは動作チェック。

てかLeicaなんて滅多に手にしないから、レンズが沈降式だってことすら忘れてたよ、ホントに。

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あ、でもこの子、ピントのヘリコイドが無限から10mくらいのところまでしか動かない。
ぱっと見、原因がわかんないけど、もしかしたらネジ山が潰れてるかも。
Rollei35のはまらないレンズを思い出しちゃったよ。
真鍮はホントちょっとしたことでネジ山潰れるからねぇ。

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動作はホント惚れ惚れするほど滑らかだからすぐにでもフィルムを装填してテスト撮影をしたいところだけど、まずは実体顕微鏡でよーくネジ山を観察してからだねー。


2018年6月20日水曜日

Olympus 35DC ~ 電池ねぇ。

てことで、気を取り直して35DCのシャッター機構をよくよく観察し直した。

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はい。
観察力不足ということですわ。

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露出計から来た光量でこの針が振れて、

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レンズボード側のこの隙間を左右に動くのね。

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でもって、こんな感じでレリーズボタンから連動しているカムが挟んでシャッター速度とシボリを調整するってわけね。

シャッターが降りなかったのは、針がある程度振れてないと、アンダーでシャッターが降りないっていうまさにプログラムEEっぽい機構なわけね。

てか、この位置に露出計の針を持ってきた設計者にはホント驚きしかないよ。


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ちゅうことで、バラックで針が動くか確認なり。

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おぉぉ〜。動いとる!

あら?  って、もしかしてこの子、はじめっから何一つ故障してなくて、電池がなかったから動いてなかっただけか?
などと考えるアフォなジャンク中毒者がそこにいたw

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組み立て後は、お約束(?)のビスが一つあまった現象w が起きたけど、まぁいっかww

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(Rollei35 , fuji100)



2018年6月17日日曜日

Olympus 35DC ~ その2:シャッター機構。

シャッターが何らかの原因でロックしていてなーんもできない状態の35DCくん。
とりあえず底蓋と軍艦部を外して状況を確認しようとしたんだけど、レンズボードも外さないと引っかかっているところがどこだかわからない感じだったから、もう一手間かけてゴロッと外してみた。

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なんだか、これでも原因が見えてこないから、さらにゴロッと。

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この右側のカムがリーフシャッターをパチパチっと動かすんだろうけど、連動しないんだよねー。

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これがスローのガバナーでしょー。

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? これはなんや?
巻き上げのチャージみたいな感じなんだけど、こいつとガバナーとシャッターへのカムの連携がどーもわからん。

ちゅーことで、今日もここまでで集中力が切れちゃったのでおしまいなり。


・・・・作業はここまでで終わりにしたけど、こういうときこそ先人の知恵ってことで、ググってみたよ。



は〜ん。わかりやした。

『35DCは電池が入っていないとシャッターを切ることが一切できません。』
てことだったのね。

露出計との連動によって、スローガバナーというか、ガバナーとシボリのF値を決めるためのカム、が適正に動いてssとF値を決めてリーフシャッターを動かすって感じであってるのかなぁ。

それを踏まえて、今週もう一度トライしてみるかねー。

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(minolta XD , Haiou 50/2とかいうレンズ)