2009年5月26日火曜日

やっぱり違うらしい。

先日知人のつながりから幸運にもプロのカメラマンさんとお話をする機会が得られた。

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しかもとってもフランクな環境で、ざっくばらんな会話をすることができた。

ちなみに、そのカメラマンさんはパラリンピックを中心に撮影をしている方である。
だからかどうかはわからないが、自分のイメージしていたカメラマン像とは172°くらい違っていた。

まずは、非常にあたりが柔らかい、物腰が柔らかい方だった。

次に、こだわりがありそうで、ほとんどないような感じ。

そして、話し上手wだった。


でもっていろいろな話を聞かせていただいたんだけど、めっちゃインパクトがあったのが、

「まったく同じシチュエーションで、露出なんかも全部一緒にしても、シャッターを押す人によって撮れる絵が違うんですよねぇ。」

という一言。

「三脚に固定して順番にシャッターを押していくだけでも、まったく違った絵が出てくるんですよ。」

と。

これはガッペひきつけられたねw

自分でも、そんな気がするんだよねぇ。何でだろうなぁ?て思っていたことが、プロのカメラマンさんが言ってんだもん。これはテンション上がったよねw


さらにオモシロかったのが、撮る側と被写体とのバランスということについて。

「写真は被写体ですよ。」

と、被写体(知人)を前にして謙遜したように言っていたが、それはまさに彼の本音であると思った。

そして、
「今回は、被写体が強い場合と、撮影者の我が強く出てしまう場合とがあるが、なるべくそのどちらでもない中庸な写真を選んでみました。」
と。

いわゆる、飾っていない写真を撮ろうとしました、と。


いやー。やっぱプロは違うよねぇ。話をしただけで自分も写真がうまくなった気分になったしw

これからも自然体で楽しい写真を撮っていこうと思ったよ。


ところで、彼が私にけっこう執拗に質問したことが一つあったんだよねぇ。

「普段はどんなものを撮るんですか?」

という質問だったよ。
なんか適当に答えたのに、そこからさらにつっこんで聞いてきたよ。
その一瞬だけ、雰囲気が違った(@_@;)

ちょっとプロの拘りに触れることができた感じがしたねw

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2009年5月25日月曜日

minolta SR-T101 帰ってきたよ~2

とりあえず、一本撮り終わったから、底ブタを開けてメンテナンスをしようと思ったんだけど、結局開けてもあまり何も手を加えることはできなかったし。

ミラーが上がるときも、リターンするときもスプリングのエコー音が鳴り響いていて、これをどうにかしようと思ったんだけど、ミラーボックスのスプリングは裏ブタを開けただけでは届かないもんね〜。

てことで、ちょっと油を注しておしまい。

で、露出に関しては、結局一本終わったところで、他のカメラやデジのGX100と比較してオーバーは1段程度かなと。
100のフィルムで200に設定すれば平気なくらい。

じゃぁ別に開けて調節しなくてもいいじゃん。

てなアバウトな結論となって、こちらも終了。

ま、結局原因不明ということで、再度里子に出すことに決定ナリ。
ちなみに、代償というわけではないけど、X-7をこの機会にプレゼントした。

お気軽にロッコールレンズを楽しめるいい機体だけど、はっきり言って自分はまず使わないしね。
フルマニュアル機械シャッターのSR-T101とAE機のX-7のコンビなら、カメラの勉強にもなるし、とってもいい組み合わせなんじゃないかなと。

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(あら、今回はカメラの写真を撮り忘れちゃったよ。)

2009年5月24日日曜日

見えないもの~8〜

さて、意識っていうのはどんなものを指すのかというスタートのところにもういちど目を向けてみる。

ものを考えたり、判断したり、思考するのはたぶん感情であったり知能などと呼ばれる部類に属すると思う。

意識はそういったカテゴリーではなく、もっとシンプルなものなのでは。と考える。


話が飛躍するが、一元論という視点について考えてみる。

たとえば、正しい行い・悪い行いなどや、みんなにとってよいこと・悪いこと、殺人はどうとか戦争がいけないとか、人のために尽くすことは美しいとか。

これらは、いわゆる二元論とよばれるものだね。

白黒や、正邪があるものの捉え方ってことね。

で、一元論はというと、全部そういうものが無しってこと。
いいとか悪いとかって基準や判断はない。
何かあればそれはそういうものとしてそのまま認識するだけ。

何かを決定するとしたとしても、善悪や何かに有益か無益かなどといった基準は存在しない。

あるがままにそのまま。

なるようになっていく。

それを、意識として呼んでいいのかどうかはわからない。

だって、なにも判断を下しているわけではないんだから。



さて、書いていてワケわからんのでこの話は終了。

で、一定量の情報の集合体としての意識だけど、もしそれがさらに一定量を越えたら、意識ではなく意思という呼び方になるということでいいかな。

意思になると、自らの求める方向性が生まれるんではないかなと。

たとえば、一番わかりやすいのが、食物連鎖のループで起きる生産者と分解者と消費者のバランス。

それぞれが生きていくために、お互いの種の数を自分たちで調節していくような現象は、意識というよりも意思というふうに表現した方が適切な気がする。

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はい。だいぶ前振りが長くなってきたけど、そろそろ言いたいことに話を向けていこうかなと。

てことで、本題は次回。

2009年5月23日土曜日

Minolta SR-T101 帰ってきたよw

里子に出して久しいミノルタSR-T101だったのだが、どうも現像に出すときちんと撮影されてないということが3回も繰り返されてしまったようで、申し訳なく差し戻しとなって帰ってきた。

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最後には、ファインダーを覗いても真っ暗ということだったけど、これは単純にミラーアップレバーが完全に戻っていなかったようで、引っかかったままだっただけ。

カチカチッとやったら戻ったよん。

で、現像に出すと撮れてないということなんだけど、まったく原因が見えてこないんだよなぁ。

一応撮られている痕跡はあるとのことだから、シャッター幕がおかしいとか、露出計が変だとかということだと思うんだよね。

てことで、さっそくフィルムを装填して、散歩に出てみた。

ちょっと日が沈みそうな5時から6時過ぎの時間帯だったけど、一つ原因が分かったし。


露出計がメッチャオーバーだ。



あれー?以前はアンダーだと思って渡したときも一段くらいISOを下げて使った方がイイかもですよ。なんて言ったのに。

あきらかオーバーだね。

たぶん2~3段はオーバーだよ。

ま、ちょっと日が陰りかけで、カン露出が信頼できないということもあるが、それでも間違いなくオーバーだ。

もしかしたら、この露出計にあわせて、めっちゃオーバーな写真を撮って真っ白けな現像だったのかなぁ?

ま、とりあえず急いで一本撮りまくってみようかなと思う。


あと、この露出計を何とかしておきたいのと、スプリングがワンワンと鳴るシャッターフィーリングを改善したいなぁ。

ちょっと里子に出している間に、確実に自分のスキルが上がっているのが実感できるねぇ。
なにげにそんなところで満足感を得られていたりしてw

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(GX100)

2009年5月20日水曜日

見えないもの~7〜

今回は「意識」ということについて考察してみようと思う。

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バックナンバー
みえないもの。
みえないもの〜その2〜
みえないもの〜その3〜
みえないもの〜その4〜
みえないもの〜その5〜
みえないもの〜その6〜

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あくまで、意識であって感情であったり思考などとは分けて考えてみる。
もちろん、「心」という表現も今回は適切ではない。


さて、では意識とはどこからどこまでを指すものなのか。まずはその点から考えていかないと、始まらないかも。

もちろん人間には明確な意識といわれるものが存在する。
ここで言う、意識とはもちろん自分が自覚できるもの。つまり顕在化している意識。

そして、よく一般的に言われている「潜在意識」と呼ばれるものはなにを指すのかということと、それが存在するのかということを考えていきたい。

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そもそも、人間が意識をしているときは、脳細胞が活発にそれに必要な程度の情報伝達を行っているときである。

で、ここで現在わかっているレベルで考えて、そのときの脳細胞の使用率は、だいたい3%程度といわれている。

てことは、その解析が正確であると仮定するならば、
「人間は脳細胞を3%使用しているとき意識をしている」
と、ちょっと乱暴だが考えることができるかな?

では、残りの97%を使うときはどんな状況になるんだろうと考えてみたくなる。

というか、そもそも使っているけどそれが解析できないというふうに仮定すれば、都合がいいかもw

でもって、使っているのが解析できないということは、その処理の様子も解析できていないってことになるんじゃないかな。

ということで、脳のこの97%にアクセスしている状態、かつそれを解析できない、本人も自覚できないという処理中があるとしたら、それを潜在意識と呼んでもいいんじゃないかななんて。


じゃぁ、そのときなにをしてんの?なんてことは今は問わない。
だって、わかんないもん。
自分で意識できないんだからw

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で、問題はそのときのアクセス方法。

現在の科学で解析できていないってことは、単純な電気信号などではないことも大いに考えられる。

顕在化している意識にアクセスする手段とは違った方法をとっているかもしれない。

で、ここでまた仮説。
すでに、仮説の仮説で、科学的な検証としてはNGだけど、そもそも論からすると、そんなのどうでもいいかなと。

「生命活動の可否に関係ないレベルでのアクセス方法だとしたら?」

なんて考えてみる。

要は、「ある一定量の情報の集合体が存在すれば、生きているとか死んでいるとかという生命論的な基準に関係なく、顕在化しない、つまり潜在的な意識がアクセスしている。」

と考えてみようかななんて。


これってオモシロくない?

情報が一定量を越えるとそこに意識が生まれるって考えることができるんだから。

そうなると、けっこういろんなところに意識がありそうだよね。


とりあえず、今回はこの辺でいいや。
続きはその8で。

てか、次がいつかははっきり言って不定期ナリ。
なにせ、カメラブログだからw

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2009年5月17日日曜日

箱根・芦ノ湖。~その2

GWに遊びにいった箱根で、フィルムで撮った写真たち。

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ちょっと色温度を変えてあげた方がいいかも、だね。

〜追記〜
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てことでiPhotoで自動補正してみた。あ、鏡越しだから自分が映り込んでるやw

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船の上では28mm、陸に上がってからは45mmに付け替えて撮ってみたよ。

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こういうところって露出がムズイよねぇ。コケると何の変哲も無い写真になるしねぇ。てか、ほぼ何の変哲も無い写真になっているってwすでにww

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ちょっと狙ってみたw
・・・・総括・・・・シロートは狙わない方がいいなw

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こっちの方が下手だけど、パワーがあって好きだね。

2009年5月16日土曜日

SMC Takumar 55/1.8

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譲渡したSPだけど、メカ大好きな青年は、あくまでメカが好きなようで、レンズのカビは
「こっちはお願いしていいですか?」

ということになったしw

ま、カニ目もゴムの名盤まわしもないから余計そうだったみたいだけどね。

てことで、Uターンして戻ってきたTakumar 55/1.8を分解清掃したよん。

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ま、こいつに関しては以前一度分解清掃しているから、楽勝なんだけどねw

特に、Takumarのこの時期のヤツらはめちゃんこコーティングが丈夫だから、なーんにも恐れずにガンガン清掃できるからいいよねぇ。


で、結局カビが発生していたのは3枚のレンズだったかな。

最全面のウラ、最後方の表、前から2枚目(前群中央)の後ろ側に小さく2カ所。

てことでとりあえず気になるところのカビはすべてアルコールで落として、組立てなおしたし。

他に特に気になるところのないレンズだったから、カビとり後速攻彼に渡しといたよ。

Super Takumarの50/1.4をこれを機に返却してもらったから、まさに虎の子のレンズだったりするからね。

うん。一本だけ持つレンズとしてはSMC Takumar 55/1.8はベストのレンズだよね。

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2009年5月15日金曜日

minolta XD ~ 撮影結果

写真が現像から帰ってきたので、XDの調子を確認してみる。

ちなみに、主にMD Rokkor 45/2とMC Rokkor 28/2.8の2本を使っての撮影となっている。

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露出は、Aモードで撮ったのか、Mモードなのか忘れたw
たぶん、8割がたMモードだと思われ。

さすが電気カメラ。設定した通りの露出をきちんと出しているんでないかな?

あと、よくいわれている、レリーズタイムラグなんだけど、

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このくらいの絵がとれれば十分問題ないんでないかなと。

あと、旅行中にフィルムがなくなったからfujiのISO400をつめて続きを撮った。

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うん。問題ないんでない。

ただ、MD Rokkorのパキッとした写りもいいけど、個人的には、MCやAutoのロッコールのフレア&ゴーストもけっこう嫌いじゃないw

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2009年5月14日木曜日

Pentax SP ~その2

そのまま手を加えずに譲渡しても良かったんだけど、せっかくジャンクなカメラを目の前にして、中を見ないでいられるわけが無いw私なので、とりあえず開けてみたwww

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どこかが粘っていて、シャッターが下りないという状態かな?

トップカバーを開けるのは面倒だったので、とりあえず底ブタとマウント側のカバーを開けて、ミラーボックス周りの動きをチェックしてみた。

”カシュッ!”

おっ!ここだね。ミラーアップからシャッター前幕駆動へのカムがきちっと押されていなかったようで、シャッター幕が動作していなかったみたい。

でも、そのあともミラーが上がったままで止まってしまい、ミラーリターンができない状態。

で、手元にベンジンが無かったから、とりあえず、微量に駆動部分に注油だけしてみてなんとか1/15より上の速度のシャッターは下りる状態にまではなったかな。

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(真ん中の黒いギアの軸が油切れで粘っていたから、その上のカムをうまく押し上げてくれなくて、リターンが渋っていた。)

1/8よりスローは相変わらずミラーがリターンしないね。もしかしたらスローガバナーの油切れかもしれないから、それはガバナーが見えるところまで分解しないとちょっと無理かなと。
たしか、SP系(SV以前も同じ)はスローガバナーはミラーボックスの下にあるんだよね。

ま、とりあえずこのくらいの状態でメカキチの彼に譲渡してあげたらいいかなと。


そうそう、TTLの露出計は単三電池をつなげてチェックしたら、問題なく動いていたよ。こっちは液漏れも無く十分な状態でキープできているね。


あとは、カビカビレンズだけど、これはどうするか聞いてみようかな。ボディよりもレンズの方が手入れはムズイからねぇ。

2009年5月13日水曜日

Pentax SP , SMC Takumar 55/1.8

わぉ。久々にペンタックスのカメラだよ。

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こんなにクラカメにどっぷりと浸かっているのに、なにげに王道?のPentax SPを持っていなかったんだよねー。

持ってなかったからというわけではないんだけど、何となくスタート0.5Kで入札しておいたら、落札できてしまったんだよね〜w

しかも、SMCのTakumar55/1.8とフード・ケース付きでv

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でも、実は本当のところは、自分が欲しくて購入したんではなく、以前SVを譲渡した子が機械大好き!くんで、どんどん分解してしまったらしく、しまいには「露出計のついているSPがほしい!」とか言い出してきたんだよね〜w

それならとばかりに、ジャンクのSPをそれ以来ずぅっと探していたんだよねー。

安くて、レンズがついていて、”壊れている”というのが条件で探していたんだよねー。

ふふふ、これであやつも私の世界にどんどん引きずり込めてくるぞいw

2009年5月12日火曜日

minolta XD ~ その5

やっぱりどうしても、シャッターが切れた後に露出計のランプが光るという、イマイチな反応をするXDなので、とりあえずトップカバーを開けてみた。

・・・てか、こいつ、めっちゃ開けにくいなぁ。

「こいつはフラグシップ(みたいな)カメラだから、カバーはシロートが開けちゃダメだよ。」的な意思をそこに感じたよw

しかも、開けるときに、よくわかんないところがあったから、外さなくてもいいナットを外してしまい、パーツを紛失してしまったよ!

シャッタースピードダイアルのクリックストップ用のベアリングをどこかに落としてしまったよ。
まーた、クリックストップ用のベアリングだよー(*_*)

あーあ。外さなくてもいい場所だったのにサー。

ま、結局最後にめちゃんこ探して、見つかってくれたんだけどね。

ホント無駄なことをするよねー。自分。

しかも、結局、原因が解明できずに中を開いてみて、そのまま閉じただけだしね。

ま、Aモードで適正露出であろうとこいらへんでシャッターが切れているので動作的なものは問題ないんだけどねー。

てことで、またしばらくこの状態で使ってみようかなと思っている。


て、結局進展ねーw

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2009年5月11日月曜日

minolta new SR-7 ~その3

とりあえず、動作系は注油をして完了。光学系はカビを除去してクリアになった。というnew SR-7、あとは露出計の動きを確認すれば大丈夫かな?ということで、露出計をチェックしてみた。

というか、CdSセンサーがきちんと反応していることは確認できていたので、液漏れによって劣化した底ブタの配線を交換し、スイッチの接点の緑青を磨いて、配線系は終了。

で、問題は、シャッターダイアルを組むときにきちんと正しい位置にあわせて組めるかどうかってところ。

露出計に連動しているワイヤーがダイアルを引っ張っているから、ダイアルをはずしたあとは”カシュン”とかいって回っちゃっているんだよねぇ。

電池をつないで、正確であろうカメラを隣に置いて、見比べながら、適正であろう露出の場所で固定する。という作業を強いられる。

ま、露出計は使わなければそれはそれでいいんだけど、ついているのに不正確っていうのはとっても困る。てことで、ここはちょっときちんとやってみた。

でもって、ボディーから貼皮からカビ臭がするカビカビカメラなので、無水エタノールをかけまくって、なんとか許容範囲内まで持ってこれた。
まー、でもまだ臭いけどねぇ。

てことで、モルトも張り替えてフィルムも装填したから、早速テスト撮影に向かってみようと思う。
ちょっと空シャッターを切った感じだと、やっぱりメカシャッター機独特のなんともいえないフィーリングが、ウキウキとさせてくれるカメラだよね。

以前どこかのHPで、「Pentax SLとminolta new SR-1Sはスペックとかサイズとかがとっても似てる。」という表現を使っていたが、まさにその通りと思う。
大きさとかフィーリングとかペンタのSP系に似てるね〜。SP系ってminoltaのSRシリーズと比べると女性的な感じがするけど、このnew SR系は、それよりもさらに女性的な感じのするカメラだねぇ。

こういう優しい感じのカメラ好きですw

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2009年5月10日日曜日

minolta new SR-7 ~その2

いろんなところがSR-T101とおんなじなnew SR-7なだけに、SR-T101で苦戦したところも同じように苦戦している、自分。

シャッタースピードダイアルのネジが回んないんだよねー。

固っいんだよねー。2台目のSR-T101の時は無理くり回してネジ山壊してしまっただけに、ホントイヤーな気分になってきたし。

でも、どう考えても、このカビカビファインダーはトップカバーを開けて掃除しないとどうしようもないもんなー。



まわんねー.........orz



しばらく悪戦苦闘したけど、結局グリップの太いドライバーで回したら回ったよ。
やっぱり道具は重要だよね。

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まーた、あやうくネジ山なめるところだったかんねw

でもって、プリズムやらマットやらのカビ君を除去して、それなりに光学系はすっきりしたんだけど、ここで問題発生!


く、臭い。    カビ臭い。   orz


至る所にカビが発生していて、拭いてもそう簡単に臭いが取れないよ、こいつ。

てことで、駆動系のベンジン洗浄もかねて、無水エタノールをかけまくろうと思うので、とりあえずこの後の作業は職場に移動することにした。


ちなみに、露出計は単三で通電したら反応していたから、たぶん大丈夫そうだね。


それはそうと、プリズムを固定する部分にこのカメラはコルクを使っているよ。

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この、作業の細かさというか丁寧さがこの時期のカメラのいいところだよねぇ。
でも、なんでか(ま、コストの問題だと思うけど)70年代のカメラの大半はモルトプレーンでの固定になって、40年近く経った今、みーんな劣化してヒドいことになっているんだよねー。

いろいろと考えさせられるよね。

2009年5月9日土曜日

露出の決め方。

コメント欄で、いつも楽しいコメントを提供していただいているtakosukeさんからの投稿で、
「”カン露出”はどうやって決めているか?」
とのご質問を先日いただきました。

で、書いてみたらけっこう長々となってしまったので、自分の覚え書きもかねて、記事にしてみました。

私のつたないカン露出計wですが、こんな感じです。

・普段はiso100。たまに手に入らないときに400を使う程度。
 (ここは基本通り、400を使うときはSSを2段あげる)
・基本、迷ったらまずオーバー側に設定。ネガだから、オーバーなら何とかなるかなとw
・なもんで、晴天下でF8-1/125がベースだったりして。(一般にいわれているよりも一段オーバー)
 (ちなみにメカニカルシャッターのSSって器械とかで測定するとけっこうずれているみたいだよね。特に60年代のメカシャッター機の高速側はまず1/1000とか出てないらしい。てことで、SSが速ければさらに基準よりもオーバー気味ってこと)
・そこからEV値よろしく、F値とSSを連動させて被写界深度を調節。
 (F8→F4(2段)で、1/125→1/500みたいな。)
・明るいところと暗いところ(コントラスト)のある被写体の場合は、大胆にどっちかを捨てる。
 (快晴の空や太陽!→F8-1/500!とか、日陰の花とか景色!→F4(or2.8)-1/125(or250)!とか)
・太陽が出ているときは、太陽の位置で露出を微調整。
 (書いてて気付いたんだけど、自分は順光での撮影って少ないなぁと思った。逆光がかなり多くて、次に側光、で時にというか結構な割合で、太陽をファインダーに入れちゃう。太陽大好き!だからw)
 (この”微調整”てのはあまり意識してないけど、太陽が逆光に近づくに従って、だんだん露出をしぼっていくという感じかな)
・曇っているときや、日陰のときは2段下げ。
 (F4-1/125とか)
・室内は外が天気で光がたくさん差し込んでいるときでない限り、ほぼ開放(F1.4〜3.5)。
 (SSは、F2で1/60か1/30、F2.8で1/30か1/15、F3.5のTakumarレンズだと撮らないw、かがっちり構えて1/8)

たぶんこんなところか?
でも、やっぱり現像屋がきちっと調節してくれるから、普段はあまり考えてないかな〜。±2段くらいはふつうに調節範囲内でやってくれるからねー。


てことで、takosukeさんのご質問に答えてみると......

・iso100でF5.6で考えると、
 SSは、晴天で1/250をベースとして、太陽の位置によって1〜2段調節(500とか1000にする)
 くもりまたは日陰で、1/60......あ、屋外でF値が2桁になるときは、絞りを一段開いて最低1/125にするかな。だからF5.6-1/60という設定はまず使わずに、F4-1/125で撮るかな?
 室内で........これも室内ではF5.6は使わないかな。まず、室内なら開放にしちゃうから。もし絞ったとしても、室内ではF4が最高かな。F4-1/8(1/15)とか。太陽の光がいっぱい差し込むようなときは、日陰と同じ感覚で設定するかな。


そう、あと自分は、クラカメを使う前にRicohのデジカメ、CaplioGX100を使っていたので、そのときに平均測光の感覚が身に付いていたかも。GX100のいいところは、超広角24mmだから、まさに目に映る風景の全体の光量を測光してくれるってとこ。
カン露出を鍛えるときって、やっぱりデジカメって便利かな。特にGX100とかGRDigitalとかみたいに、マニュアル撮影のできるヤツだったりすると、かなーり勉強になる。
だって、その場で適正かどうかがすぐわかるんだもん。だから、はじめのうちは、GX100で露出を見てから撮ったりすることもやっていた、(めんどくさくなってすぐやめたけどw)

そうそう、デジカメのもう1ついい点は、めちゃめちゃたくさんショット数をとっても、コストがかからないってとこ。ほぼ1年で1万ショットくらい撮ったけど、ほとんど印刷すらしてないからね。時には同じ風景を何十枚も露出を変えて撮ったりしたこともあったしね。風景を撮るのが目的ではなく、露出を知ることが目的だったりしてね。

デジタルからの戻り組wな現代軟弱モノの露出決定方法でした。

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2009年5月8日金曜日

minolta new SR-7

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おいおい!なぜこいつがあるんだ?自分!?

てか、電気カメラでXDがあって、メカシャッターはSR-7があるんだからそれで充分でしょ?

なぜ増やすかなぁ???

『せ、1000円スタートでしょ、どうせ直前に誰かにうっちゃられるさ。1000円ジャストで入札だけしておこっと!』

「しておこっと!」ぢゃないっつーの!

ホント人気のないカメラだよねぇ。
むしろSR-1sのが相場が高いんだから笑える。

ま、初期型SR-7よりは価格は高めだけど、それでもレンズがついて1kだせばフツウに買えてしまうんだからねぇ。

って!?え?

れ、レンズってもしや・・・・・

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はぁ~ん。Auto Rokkor 55/1.8ぢゃん!

4本目だし。このレンズw


てか、悪魔のささやきを代弁すると、こういった感じ。

「XDはとってもイイカメラだけど、やっぱりクラカメはメカシャッターでしょ!SR-7?重くねー?ペンタはMXとかのサイズでメカシャッターだぜ?ほら、new SR-7かSR-1なら小さいで!行ってみろって!え?何gかって?そんなもん買ってみればわかんじゃんwいいからgetしてみろって!」

みたいなw

でも、せっかくなんで新旧を並べて記念撮影w
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さらに、早速分解してみたw

この機体は、シャッターが巻き上げできず、レリーズもできないで固まっているというもの。

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わぉ!
これって、SR-T101とほとんど一緒じゃん。てか、正確に言うと、SR-T101のベースとなったのがこのnew SR系なわけだけど。

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(参考資料のSR-T101の裏側ナリ)

ということで、SR-T101ならばお手の物wなので、ちょこちょこといじくっていたら、機械系は治ったし。
ただ、油切れっぽいので、少し注油と洗浄をしてあげないとダメかな?

あとは、光学系(かなーりカビカビでファインダーがぼんやりしてる)と電気系(たぶん接触不良を治せば動くと思われ)をそれぞれメンテナンスすれば、完治かなと。

2009年5月7日木曜日

minolta X-7 ~その8

コンデンサがイカレてしまっているのでは?という結論に達したX-7だったが、しばらく放置して、netを徘徊していて1つの仮説に行き着いた。

コンデンサが原因ではなく、単にどこかの接触不良では?

そう思ったのは、XEのレストアをした方のHPを見たら、自分のX-7と同じ症状(シャッターが開きっぱなし)の対応策をのせていた。

でもって、いろいろと探っていたら、見つけたし!

すっかり表の接点が問題で間違いないと思い込んでいたけど、よくよく自分のした作業を振り返ってみた。


・・・・うーん。シャッターダイアルの下の部分を一度はずしているよなぁ。たしか。
もしかして、見えないところで接点があって、そこが接触不良とかになってるかもなぁ。

てことで、はずしてみた。

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(フレキの下にある接点がかみ合っていなかったよ)

アララ。情けない。単純に組み方が間違っていたみたい。接点がきちんと合うように組み直したら・・・


「カシューーン!」


完治でしv

なにげに、過去最長のレストアとなったX-7。MCロッコール50/1.7あたりをつけて、パカパカとテスト撮影をしてみようかなと思う。

2009年5月6日水曜日

巨大空気砲。

たまにはカメラ以外の話題も。



デカいと、三方向から押すタイミングがちょっとずれるだけで、きれいな渦輪が出ないんだよねぇ。
このリハだとけっこうきれいに出ていたんだけど、本番はちょっといまいちだったかな?

て、ただ単に、flickrの動画をブログに貼付けてみたかっただけなんだけどね。
本職の方のブログは、gooブログで動画が貼付けられないんだもん。

これがけっこう使えるなら、youtubeは必要ないよなぁ。なんて。

2009年5月5日火曜日

箱根・芦ノ湖。

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lakeビュー&富士山ビューのホテルに家族旅行。

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朝起きたらこれだもん。こりゃサイコーでしょ。

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海賊船に乗って、桃源台へ。

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ロープウェイは乗らなかったよん。

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仙石原のラーメン屋「蔵一」で昼食。

あとはフィルムでしか撮ってないや。

2009年5月4日月曜日

MC W.Rokkor 35mm/F2.8

あれ?こいつって写りがイマイチ好きになれないとかって理由で、知人にSR-T101とセットで譲渡したはずでは・・・・?

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い、いや、ひゃ、100円だったからついつい入札してしまっただけだかんね!(汗)

て、送料入れたら結局1000円近くになるっての!はぁ~あ(-_-;)


まったく、買わんでもイイものを買うかねぇ。困ったもんだ。

そうそう、一つ思ったのは、MC28mmの写りを見ていて、もしかしたらMC35mmの写りがぱっとしなかったのは、自分のウデに問題があるのでは?

なんて思い始めたのも一つの理由(いいわけ?)だったりする。

ま、一通りの画角があった方がいいんじゃない?てことで自分を許してみるw

でもって、一応チェックしてみたよ。

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うん。中玉にカビ君がいますねぇ。
きれいにしてあげてから、XDにでもつけてテスト撮影をしてみようかな。

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なんて考えていたんだけど、ぱぱっと分解してみた。

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まー、こんなもんでいいかな。

てことで、整備終了。
早速テスト撮影ナリよ。