2019年2月25日月曜日

Pentax S2 ~ シャッター幕の交換。

リボンブチブチで、幕がビリビリのS2のシャッター幕を交換するべく材料の調達をしたよん。

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シャッター幕や貼革を販売しているところをめっけたので、そこで幕とリボンを購入。ここですでにS2本体の購入価格の5倍のコストが掛かってたりする。

まぁ、シャッター幕はこれで4〜5台分の幕が交換できるからいいんだけどね。

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先人の知恵を借りつつ、実測しながら幕を切り出す。

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もう接着されてるって感じではないよね。ぽろぽろ取れる。

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うん。よく見えんw
拡大鏡か実体顕微鏡が必要かも。

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リボンを切り出したところで問題発生。
てか、問題ではないんだけど、道具がない。

1mmの穴を開けたいんだけど、ポンチは2mmまでしか持ってないや。
何かで代用することも考えたけど、キレイな穴を開けることを考えると1mmのポンチがほすぃ。

でもってAmazonで検索したらこれまた本体よりも高いわね。そりゃそうだよね。本体安すぎだっての。

ただ、程よいやつがなかったからひとまずここで作業中断。金物屋に行っておいてあるか確認してみよかなと。

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ちゅーか、NEX-5N、めっちゃセンサーにデカイゴミ付いてるし。
普段センサーのゴミとかほとんど気にしない強靭なメンタルの私ですらこれは気になるわ〜。取れるやつかなぁ。

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(iphone5S)




2019年2月16日土曜日

Pentax S2 , CANON demi Rapid

近所のカメラ屋さんでフィルムのセールがあったので購入しようと思って立ち寄ったんよ。

入ってすぐのところにジャンクコーナーとかあるんよ。

吸い寄せられるんよ。

何しに来たか忘れるんよ。

ま、一応フィルムは購入したけど、レジ袋の中にはなんかしらんカメラが入っているんよ。

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なんかレジ袋重いな〜とか思ったんだけどなーw

てことでやってきたのが、こちら。

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て思ったんだけど、バラす前に写真撮り忘れるという失態。

それと、これ。

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なんか、「あ、デミだ。300円だ。げっとぉ〜」
とか思って持って帰ってきたんだけど、よく見てなかった。というか、そもそもジャンクコーナーを目撃した直後から店を出るまでは記憶喪失なんだけどなw

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?? なんじゃこれ?

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これなーに??

勉強不足ですた。

RAPIDフィルムとか知らんかったし。
ググったけど、まぁなんとか35mmフィルムで代用はできるっちゃできるっぽいから、修理してから後々考えてみようかと。


つーことで、すでにバラしているS2のほうから。

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いま、こんなかんじ。

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ちなみに、こちらSV。久々の登場。でもバラされちゃってるけど。

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こういうことなんだけどね。

職場の青年が「自分もカメラの分解をしてみたいッス」的なことを言っていたので、練習用のドナーとして入手したという言い訳的な。

でも、実際に分解教室をやってみたら、想像以上にハマりまくっていたけどね。

もうひとり青年を連れてきて、二人でミラーボックスをおろしたSVとS2を黙々といじっていたよ。

さらにさらに、ホントにおもしろかったらしく、後日別の青年も「私もカメラの分解教室してみたいです」とか言ってるし。言いふらしてるのか〜いw


はい。てことで、その日はシャッター切れない、巻き上げできないのS2の原因がわかんなかったけど、単純にシャッター幕がちぎれちゃってるから幕が走らなくてレリーズが終了しないってだけだったよ。

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ちぎれるっちゅうか、引っ張るとポロポロとなっちゃうくらいボロボロ。

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先幕に至ってはこんな感じ。こりゃほんとひどい。

ちゅーことで、グーグル先生に頼ってシャッター幕とリボンを販売しているところを見つけて購入したし。

でも、なにげにシャッター幕の交換ってやったことないんだよね〜。
10年近くもレストアしているけど、シャッター幕を交換しなくてはならない機体に出会ってなかったんだねー。てか、そうだとしてもだましだまし使ってたからね〜。

来週、分解教室の続きで組み立てをする予定だから、そこまでにシャッター幕だけ修理してあげたいなーって。

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2019年2月9日土曜日

semi Minolta Ⅱ ~ 組み立て編。[minoltaまつり]

シャッターも蛇腹の繰り出し機構もいろいろと動きが渋いsemi Minoltaくんだったんだけど、よくよく考えたら、こいつ70年以上前のカメラなんだよねぇ。

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そりゃ、動きも渋くなるって。

てことで、結構な量の油をガバナーだけじゃなくてそれ以外の可動部にもつけて ~ といっても爪楊枝の先で1〜2回ツンツンするところを4〜5回ツンツンする程度の違いだけどね ~ 様子を見てみた。

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注油して一日置いてみたら、かなり快適な動きになっていてびっくりしたし。

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あ、あと紛失しまくっていたビスは、ジャンクボックスから適当なサイズのやつを探してなんとかなったよ。

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見た目は勘弁してねってことでw

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これ、シャッタボタンの連動カムなんだけど、スプリングが切れてるんだよね。

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ま、こんなもんでいいかなと。強いテンションがかかるわけではないからね。ただ、耐久性はかなり不安だけど。

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あと、bodyのサビサビの部分は可能な限り削り取ってみた。
つや消しブラックしか手元にないから、もとの光沢度に近いブラックを購入しよっかなぁ。って、またカメラの元値よりも周辺機材の方にお金がかかる現象?になりそうだけど。

てことで、ここまでできたところでようやくレンズに手を付けてみた。

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これ、後玉。あー、見事にくもっとりますなぁ〜。
このくもり具合はテンション上がってくるよね〜w

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こっちが前玉。
ただ汚れてるだけっぽいから、こっちは拭けば大丈夫そう。

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ほらね。ワタシ的にはこれくらいをクリアと言う。

でもって、後玉はいつもの30000番でゴシゴシしてみた。

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まだちょっと拭き残しがあるけど、こんだけクリアなら十分でしょ。

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ほうら、こんなにクリア。

ようやくテスト撮影をする気になるくらいの状態まで持ってこれたよ。

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(α77 , MINOLTA AF 100/2.8 MACRO , 1/400 F6.3 iso100)




2019年2月5日火曜日

minolta AL-E ~ リターンみたいな。[minoltaまつり]

だいぶ前に、レンジファインダー病を患っているときwに手元にあったAL-E。

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・・・ではないんだけど、オクでAL-Eにしてはびっくりするくらいの価格で出ていたので、とりあえず入札しておいたらほぼそのまま落札。みたいな流れ。

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こいつ、bodyもケースもめっちゃキレイな状態なんだけど。

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純正のレンズキャップまでついてるし。

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さすがにレンズはちょっとくたびれてきている感じはするね。
たぶん後群の絞りの前側の面にクモリがあるね。

ま、こやつはレンズを多少研磨してもびっくりするくらいいい写りをするカメラだから、キレイにしてあげましょう。


って、こんなことばっかりしてるから、レストアしなくちゃいけないカメラのリストをつくったら10個超えてたし。
こいつのレンズをクリアにする作業はいつになったらやってくるんだ??

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(Petri MF-1 , Takumar35/2 , fuji100)




2019年2月3日日曜日

semi Minolta Ⅱ型(前期) , Minolta semi P [minoltaまつり]

はい。三年放置していたsemi Minoltaをリストアしようと思い立たせてくれた方々wの紹介。

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semi Minolta Ⅱ型の前期モデルとMinolta semi Pかなぁ

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これが、semi Minolta Ⅱ型。今持っているというか修理中のやつとおんなじなのかなぁ?
て思ったけど、よくよく見ると、こいつがⅡ型の前期モデルで、今 修理中のやつがⅡ型の後期モデルかな?

って、同じやつの前期と後期のモデルを持っている時点でヤバイなぁ。ジャバラ沼という沼があるのは知っていたが、ジャバラ沼のほとりに来ている自覚はあるw

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でもって、これがMinolta semi P というやつ。たぶん一般的にはMinoltaのハーフサイズスプリングカメラというと、このPを指すのかと思う。
比較的新しいモデルだしね。
修正)semi Minolta PじゃなくてMinolta semi Pなのね。

え〜っと、カメラペディアによるとミノルタセミPは、1951年とな…

www新しくないやんw

Ⅱ型で1941年発売て、ホントかこの情報?

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Ⅱ型とPでフタの開く向きが逆なんだよね。

シャッターレリーズを右手でするという作法ができてきたのかなぁ、なんて。

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Ⅱ型はレンズがトリプレット型のCoronarの75mm F4.5で、シャッターはスローもついてて1/200までのCROWNシャッターがついてるね。
うちにあるⅡ型とほぼほぼおんなじだね。中を見てみるのが楽しみだわ。

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Minolta semi Pのほうは、テッサー型のPromarの75mm F3.5だね。プロマーって旭光学(Pentax)製のやつだよね? とか思ってググってたら、CoronarもPromarも旭光学製だね。
まだ、当時はレンズは自社ではつくってないみたいだね。

修正) Minolta semi PについているPromar SⅡはトリプレットっぽいね。清掃するときに実際に見て確認するのが一番確実だけどね。

シャッターはCROWNとほぼ同性能のKONAN-FLICKERシャッターだね。

なんだかこの辺の新しく開発した製品につけるネーミングが厨二精神を感じるよねぇw

修正)これまた修正。甲南フリッカーなのね。甲南カメラ研究所の製品らしい。ま、でもこれは関連会社的なやつみたいだね。

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(α77 MINOLTA AF 100/2.8 MACRO , 1/250 F4.5 iso1600)

“今の時代に引き継がれし厨二の魂”みたいなww



2019年2月2日土曜日

semi Minolta Ⅱ ~ スローがぁ〜。[minoltaまつり]

いいかげんバラしたまんま放置したsemi Minoltaを治してあげようかなぁと。

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ふと、思いついた理由はいくつかあるんだけど、まぁそれは置いといて。

semi Minolta Ⅱ

って!?? バラしてこの状態のまま3年ちょっと放置していたってことか??

なんだかなぁ。

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たしかバラした時の記憶では、スローが動いてなくて、ほぼ単速でしかシャッターが切れていなかったような感じだったような。

とりあえず、原因となりうる要素を取り除くべく、ベンジンでジャバジャバして、原因を探ってみた。

30分ほどシャッターを切りながら思案して、ようやく原因が見えてきたよ。

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この中央にある上下に伸びる真鍮色のつる首型のカムがリーフシャッターのカムを弾いてシャッターを切るんだけど、その裏にシルバーのつる首型のカムがあって、それが対面側のスローがバナーを叩いてシャッター速度を調整してるみたい。

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別の角度から。

上側がガバナー、中央がリーフシャッターのカム、下がそれらを弾くつる首型のカムたち。

でもって、原因はたぶんここ。

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↑これが・・・

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↑こうなっていてくれてないと、上面の真鍮色のカムが下面のシルバーのガバナー用のカムを動かしてくれないんだよね。

ほっそいピアノ線が所定の位置に引っかかっていないとシャッターが機能しないという構造やね。

ただ問題だったのは、このピアノ線、ひっかけても数回シャッターを切ると外れちゃうんだよね〜。

まぁ、最終的には力技で外れにくくはしておいたけど、何かの拍子にまた外れることは大いに考えられるよなぁ。


てことで、組み立てていこうかなぁって思ったところでまたもや問題発生w

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ビスが3つのうち2つもないとかww

いや〜、三年もあんな適当な状態で放置しておいたし、いろいろと動かされていたみたいだし、そりゃ無くなっても不思議はないよなぁ。



代用品探すかぁ…

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(α77 , MINOLTA AF 100/2.8 MACRO , F9 1/2500 iso1600)
てか、なんでこれiso1600で撮ってるんだ??