2018年6月22日金曜日

Leica Ⅲf , Summitar 50/2

DSC09424

職場のデスクにポイと置いてあった。

カメラ修理をしていると誰のかわからないカメラやレンズがデスクにおかれていることが多々あるんだけど、さすがにこれはビビる。

ら、Leica!?

みたいな。

もうね、大概のことではびっくりしないくらい年を重ねてきているとは思っているんだけど、ある時机の上にLeicaがおいてあったらビックリするでしょ。そりゃ。

しかもしかも「あーそういえばちょっと前に若者が『おじいちゃんが使わなくなったカメラがあるから持ってきていいですか?』とかいうデジャヴー?的な常套句を言っていたよねぇ。それってこれのことだったのねー。」
とか思っていたら、

「あ、使わないんであげますって。カメラのことをよく知っていて大切にしてくれる人に使ってもらいたいって」

だそうな。

はなぢ出そうですわ。

もうね、2万5千回くらい「ほんとにもらっていいの?」って聞きましたよ。ウソだけど。


つーことで、例にたがわずまずは動作チェック。

てかLeicaなんて滅多に手にしないから、レンズが沈降式だってことすら忘れてたよ、ホントに。

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あ、でもこの子、ピントのヘリコイドが無限から10mくらいのところまでしか動かない。
ぱっと見、原因がわかんないけど、もしかしたらネジ山が潰れてるかも。
Rollei35のはまらないレンズを思い出しちゃったよ。
真鍮はホントちょっとしたことでネジ山潰れるからねぇ。

DSC09444

動作はホント惚れ惚れするほど滑らかだからすぐにでもフィルムを装填してテスト撮影をしたいところだけど、まずは実体顕微鏡でよーくネジ山を観察してからだねー。


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