2015年12月29日火曜日

Olympus PEN EES-2

ここのところあまりカメラをいじる機会もなく、新しく手に入れることもない日々だと思っていたのに、一台やってきたら、瞬く間に手元に修理待ちの機体がゴロゴロとするようになったし。

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なんだか以前にも会ったことのあるような機体なんだけど、つい最近購入したものらしい。

で、買ったはいいんだけど、赤ベロが常に出まくっていて、シャッターが降りない。とのこと。

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とりあえず開けてみた。
本人もいろいろと検索して、セレンが死んでいるという結論に達したみたい。

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うん。正解っぽい。
むき出しで、デスクライトにかざしても僅かに触れる程度だったよ。

でもっていろいろといじくっていたら、ほぼ完全に死亡してもうた。orz

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念のため、ソーラーパネルをつなげてみたら、こっちは問題なさそう。
やっぱりセレンみたい。なにげに、セレンが死んでいる個体に出会ったのは初かも。

「セレンが〜。とか言うけど、ま〜ずセレンが死亡することなんてないだろ。的な高を括っていたんだけど、今回ばかしはダメっぽいね。」

で、どうしましょ?って感じだったんだけど・・・。

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ポチってしもた。

このシリーズはTripも含めてセレンのサイズは共通みたいだから、手頃なものを物色したし。ま、だいぶくたびれてる子だけどね。

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そもそもこやつのセレンが生きているかどうかもわからないのだが、とりあえずポチったじぇ。

つーことで、今年はここまで。

当然のように全部職場に置いてきてしまったので、ドナーくんからのセレンの移植は来年だぁね。





2015年12月16日水曜日

Semi Minolta Ⅱ

セミ判のスプリングカメラは結構好きなんだけど、なかなか縁がなくて今までのところZeissのnetterと頂いたsuper Ikonta だけだったんだよね。

Perlとsemi Minoltaとどっちがいいかなぁ〜。みたいなことを考えながらオクをさまよっていたら、いい感じのsemi Minoltaくんがやってまいりましたとさ。

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どうも、せっかくのオールドなスプリングカメラなのに軍艦部にいろいろと機能が付いているのは好きになれなくて、結局semi Minoltaでも初期に近いⅡ型を見つけてきたよ。

ただ、Camerapediaで調べていたら、Ⅱ型でも、こやつは後期型っぽいなぁ。

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もちろん、この時期のミノルタ製品なので、旭光学製のトリオタータイプのCoronarなりよ。F4.5のタイプやね。
後期型はF3.5が主流みたいだけど、そのへんほとんど気にしないのでどっちでもいいかななんて。

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ジャバラの状態は非常によさ気だねぇ。
それと、アームのこの形状が後期型だと判断した決定的なポイントかなぁ。
前期型のほうがアームがこってりしてる感じみたいだね。

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こういうのキレイにしたいなぁ。
やすればいいのんか?
ちとググって勉強してみよっかな。


2015年12月14日月曜日

minolta XG-S ~また来た。

フィルムを始めたいと言っていた若者に用意しようと思ってオクでポチった代物。

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ただ、結論から言うと、若者は「機械式シャッターがいい」 とか言うし。どこでそんな知識を仕入れてきたのか知らんが・・・。

ま、彼にはその後に仕入れたSPの黒を渡して、非常に満足してくれているので、こやつは自分のXDの子分?として使ってあげましょかね。

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ただ、こやつはいわゆる「電気シャッターのカメラ」なんだけど、動きを見ているとどうやら機械的な部分のトラブルを抱えている感じなんだよねぇ。

そもそも電子シャッター云々の前に巻き上げるとそのままシャッターが降りてしまうという症状。
裏蓋のカムを押さえておけば、とりあえずは巻き上がるけど、離せば「カシュンッ!」みたいな。

こりゃ、ちょっと時間のあるときにミラーボックスを下ろして状況を確認して見る必要がありそうだねぇ。

てことで保留。

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(トップカバー開けた時に、巻き上げクランク部のスイッチのクリックストップ用のスプリングを紛失したorz
 つーか、何回この手のカメラ分解してるんだYO!自分!!
 ぱっと見た時に、「鉄球あるねー。無くさないように外しとこう。」とかやっていて、その下に入っていたスプリングの存在を忘れてるし。クッソ。)


2015年12月11日金曜日

SONY VCL-ECU1 ~ ワイドコンバーターレンズ

やっぱりEマウントのsel16F2.8を単品で持っていてもね〜みたいな自分への言い訳により、こやつもゲットしてもうた。

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ついでにハンドストラップも入手してこんな感じになったよ。

あとはこれをどうやって使いこなすかってところだよねぇ。

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あ、でも一応、こやつ(NEX-5R)の本来の業務は顕微鏡の映像をマウントで映すことね。一応ね。

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これは、これでほんとに楽しいw



2015年11月29日日曜日

Pentax SP ~ その2。シャッター幕速調整。

裏蓋の幕のテンションを調整するギアをいじってそれなりになったと思ったSPだったけど、翌日にもう一度動作チェックをしたら、結局1/1000と1/500は後幕が追いついているっぽいし、1/250もときたま開いてない感じなんだよねぇ。

てことで、先人の知恵を借りるべくググって、もう一度調整しなおしてみた。
もちろん、青年には「まぁまて焦るな、ちゃんと治すから」てなことを言っておいた。

で、結局のところ幕速は測定しないことには治っているかどうかわからないでしょ。てことになり(当たり前だわねw)、簡易的な方法で有名なテレビの走査線を使ったやり方で、チェックしながら調節したよ。

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最終的には、写真では下方の先幕を約半周ほども強くしたことになったね。
上方の後幕を遅くするという考え方も自分の中にあったのだけど、遅くなるとスローでミラーがリターンしなくなる症状が出てしまった。

この位置がミラーリターンする最遅の位置だね。

それに合わせて先幕を、ブラウン管をのぞきながら空シャッターを切って調整してみたよ。

そう。ついでに自分の手元にある「まぁ精度はあっているだろう」正常動作する機械式布幕くんたちも走査線でチェックしたよ。

ほとんどの輩がテキトーだったねぇwww

new SR-1に至っては、1/125より上はほとんど同じ速度とかw
一番マシだったのが、一番分解しまくったMXだったりしてw


ま、機械式シャッターのクラカメの1/1000なんて飾りみたいなもんなんです。1/500だってめったに使わんのです。偉い人にはわからんのです。


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2015年11月25日水曜日

Pentax SP (black)

カメラをやるってその気になっている青年が、なんだかフィルムをやるんだって言い始めて、まぁなんなら用意するよ。ってことになり・・・

個人的には、minoltaを渡そうと思ってたんだけど、Pentaxがいいって言うから、とりあえず手元にあったSPFとSMC Takumar 55/1.8をあげたんだよね。

それが、先週のこと。

でもって、「黒いのがいい」とか「露出計がないとダメ」とか「機械式シャッターがいい」とかボソボソ言ってたから、

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これで、ストライクでしょw

うまいこと格安でゲトできたし。

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塗装のハゲ具合もおしとやかな程度で。

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電池蓋も固着してないし。通電もOKだったし。

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シャッター幕も許容範囲の汚れだし。

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プリズムの腐食は全くなし!すばらしい!!

しかも、動きが非常に快調。よくよく見たら、モルトなんかもすごくキレイ。


・・・ただ、

・・・・・ただ、ヤニ臭いorz
めっさヤニ臭いわぁ。

それと、1/1000と1/500が幕が半分しか開いてないっぽい。

たぶん、先幕が遅いか、後幕が速いか、だよねぇ。

どうすっか?


とりあえず、ヤニ取りのため消毒用エタノールと歯ブラシで貼皮をご〜しご〜ししたよ。

で、裏蓋開けてあんまり気の乗らない幕速調整に踏み込んでみたよ。

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これをちょっぴりいじって、

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これくらいにしたよ。

なにせ古いカメラだから、速くして調節するのではなく、遅い方に合わせる方向で調整してみたよ。
後幕を遅くしたっつーことやね。

まぁ、なんとか目視でしかチェックしてないけど、手持ちのSLと比較して同じくらいにはなったかなぁと。

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ちゅーか、青年 「明日取りに来ます!」って。

私のところに1日しかいないカメラになってしもたw



2015年11月24日火曜日

写ルンです。

使い捨てカメラのストロボの回路の中に入っているちっこいトランスやトランジスタを使ってブロッキング発振回路をつくりたかったがために購入して撮影したネガ。

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けっこう写ルンですはバカにできないと以前からちらほら言われていたが、2本撮って2〜3枚ストライクっぽいのが撮れた。

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ただ、外れたものはほんとにヒドイw

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ま、感想としては、「もう写ルンですは買う気ないな〜www」みたいなw

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2015年11月22日日曜日

Ricohflex Ⅲ ~ その3。

とりあえず、スローガバナを外してベンジン浴。

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ほどよく注油して組み直してみたんだけど、どうもシャッターが引っかかるんだよねぇ。

で、仕方なく影響のない程度に原因になりそうな駆動部分にひととおりほんのり油を付けてみたらシャキシャキとシャッターが動くようになったよ。

どうもいまいちこのへんの注油の具合がわからんのだよねぇ。

まさに、行き当たりばったり感が半端ない感じw


つーことで、あとはカビカビになっている貼皮をひたすら過酸化水素水と歯ブラシでしこしこ磨いて、ピントリングとかその他をピカールでこしこし磨いて。

いい面構えになったよ〜。

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あとは、無限遠のピント出しだけど、これは持ち主の若者ちゃんと一緒にやってみようかなと。なにせ、こういうところがツボっぽい人だからw

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2015年11月21日土曜日

Ricohflex Ⅲ ~ その2。

Ricohflexは、ほぼほぼピントリングのグリスが固着している状態で使われなくなっているものばっかりなんじゃないかなぁ〜と。

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とりあえず、グリスを除去してついでにレンズをキレイに掃除してあげるところから始めてみたよ。

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Ⅶ型のときみたいに真鍮のピッカピカな光沢は出なそうな感じの素材だね。
ま、ここに光沢を求めるのは違う気がするけどw

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レンズはところどころに軽微なカビくんがいたけど、たいがいさっぱり除去できたね。

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↑viewレンズ

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↑takeレンズ

よりによって、takeレンズのほうで前玉の内側に若干の拭き傷をつくってしもた。ど下手すぎorz

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ちゅーことで、ようやくシャッターユニットに取り掛かろうかなと。

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これ。
ちょっと開けた時にびっくりした。

当然、スローも高速シャッターも装備しているⅢ型なので、Ⅶ型とは違うだろうとは思ったけど、これは違いすぎ。

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↑これがⅦ型ね。スッカスカでしょ。

ちなみに、シャッター羽根もⅦ型は2枚羽根に対して、Ⅲ型は5枚羽根の立派なシャッターだし。

てことで、さらっとベンジン浴をして組み直して、動作チェックをしてレンズも組んでみたら・・・あら?
て感じで、スローシャッターがのきなみ引っかかる症状が発生してしまったし。

スローガバナを外してきちんとメンテナンスしてあげないとダメっぽいなぁ。






2015年11月17日火曜日

SONY SEL16F28

標準装備のパンケーキレンズなり〜

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いたるところめっさボロボロの外装のものだったら通常のオクの価格よりも2割ほど安くゲトで来たよ。

ま、一ヶ月も使ってれば、私の使い方だとあっという間にボロボロになるかんね〜w

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肝心のレンズは全く問題ないから大丈夫っしょ。

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ぱっと手にしたサイズ感はGRD3とさほど変わらないんだけど、やっぱコンデジに比べると重いわね。
片手で撮影となると、数分で指がつりそうになるって。

でもって、左手を添えると、パンケーキなもんで添える場所がなくって、指写ったりしてw

なるへそ。webにあるレビューの理由が手にしてわかったわ〜。

ウルトラワイドコンバーターほすい(物欲の塊w)





2015年11月16日月曜日

Ricohflex Ⅲ

二眼が二眼を引き寄せてきているw

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モフモフと二眼レフのレストアとメンテをしている様子を見ていた若者が、
「あ〜、このあいだ掃除をしていたらそういうヤツが家にもありましたよ〜」
て。

曰く
「ここで、それがカメラだということを認識していなかったら、そもそも何だかすらわからなかったかもですね〜」
だと。

てことで、いらっしゃいましたよ〜。

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おかおには「Ⅲ」と書いてあるので、もちろんⅢ型でしょう。

先日(?去年ねw)手に入れたricohflexはⅦ型だったっけか。

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ご、1/500までSSあるよ!!?

最初から全くの廉価機だったわけではないみたいだね〜。
Ⅶ型は1/100までだし、スローないし。ねぇ。

もしかしてレンズも結構違うんじゃね〜?

ま、とりあえず、メンテすっかね。

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レンズと〜

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ボディと〜

キレイにしてあげましょ。