2008年4月3日木曜日

見えないもの~2~

〈その2〉次元
R1003906

タイトルそのまま。
点が0次元、線が1次元、面が2次元、空間が3次元てこと。

4個目は便宜上時間をとってみることが一般的かな。
ただ、時間軸は、ほかの次元と違ってワンウェイ。

普通これでおしまい。

で、ちょっと視点を変えてみる。
4次元目の空間を想定してみる。時間軸は後回し。

例えば、正方形6つで立方体を1つつくることを考える。
次元を1つ下にすると、
直線4本で正方形を1つつくるってことでいいかなと。
同様に次元を1つあげると、
立方体8つで4次元の立体?を1つつくれる。
なんで8個かって?そこはよくわかんない。

別の視点から、
1次元の線分上に2次元正方形が通過するときを考える。

線分上の正方形の切片は、「点→線分(長くなる)→線分(短くなる)→点→消える」
といった具合になる。

同様に2次元の正方形上に3次元立方体が通過するときを考える。

正方形(平面)上の断面は、「点→三角形→六角形→三角形→点→消える」
といった感じ。

同じ考えで、3次元の空間に4次元の立方体(4次元超立方とかいうらしい)が通過するときを考える。

空間上の断面?は、「点→三角錐→6面体→??・・・→点→消える」
といったところ。(途中は考えるのが面倒なので省略)

4次元目の空間を想定してしまうと、けっこう不思議なことが考えられて面白いねえ。

もう1つ例。

直線(線分)上に物体(点P)を置いて、その左右に仕切りをつける。そうすると、その物体Pは仕切りの外には出られない。
1次元だとそうなる。自由度が右か左の2成分だから。

2次元で考えると、縦にもう1つ自由度が増すので、物体Pは仕切りを飛び越えて外に出られる。

同様に考える。
紙の上(2次元)で物体Pを四角い枠で囲う。そうすると、物体Pは枠の外には出られない。
2次元だと、自由度が4方向だから。

3次元で考えると、紙の面に対して垂直方向(上下)の自由度が増すので、物体Pは枠から出られる。

同様に4次元。
3次元の空間で密閉された箱の中に物体Pを入れておく。そうすると、物体Pは箱から外には出られない。

4次元で考えると、物体Pは箱から外に出られる。
どうやって出るかは3次元空間で考えるのはちょっと無理。

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