2008年10月23日木曜日

見えないもの〜5〜

量子論

原子より小さいレベルでの物質の動きってことでいいかな。

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バックナンバーれす。
みえないもの。
みえないもの〜その2〜
みえないもの〜その3〜
みえないもの〜その4〜

R1008654


一般的に電子サイズより大きいものから太陽系くらいのサイズまではニュートン力学つまり、運動方程式F=maが成り立つ世界で、太陽系サイズより大きくなっていくと相対性理論を使わないと矛盾というか、うまく説明がつかなくなっていく。

で、逆に電子のサイズくらいになってくると、これまたニュートン力学が通用しなくなってきて、量子論つまり波動(波(なみ)ってことね)という考え方(うーん。量子論を波動というのは飛躍し過ぎかも?)を要するようになる。

そうそう、量子論と量子力学を同列に考えてしまうとちょっとよろしくないかも。

量子力学はあくまでサイエンスの学問だし、シュレディンガーなどの公式も必要になってくる。

量子論はどちらかというとその考え方をベースにしたもの。
簡単にいえば、量子論下の粒子はいつ・どこに・どの方向に向かって運動しているかということがわからない。というか推測ができない。

粒子の場所と方向を知るためには、直接目視して初めてわかる。といったところかな。見る直前までは、その粒子がどこにいるかすらもわからない。
なもんで、サイエンスでは確率論を用いて説明する。

この辺にいる確率が何%くらい。

とか。
でも、相対論のアインシュタインはそれにかなり反発したみたいだね。
それはわからないでもないかも。

確率は科学ではなくてどちらかというと「うらない」などに近いからね。いわゆる統計学ってやつだよね。
確率はその結果に意味を持たないけど、自然の現象はかならず原因(意味?意思??)があってそうなっているんだ!といったところかな。

ちなみに、相対論ではニュートン力学で基準となっている時間や空間の絶対値が崩れる。つまり、時間も空間も条件によって曲がったりねじったりするってこと。


さて、前置きはこのくらいにして、本題へ。

自分たちのこの世界は量子論をベースとした原子より小さい世界があって、その上に成り立っている。

そして、自分たちの世界は相対論の中に含まれている。

でもってその深さとか広さはどのくらいかなんてことは想像できるレベルではない。

よく例えで、地球が誕生して46億年だが、それを1年間と置き換えると、人類が生きている期間は12月31日の23時59分59秒・・・くらいのところだとかって言うけど、
自分たちが生きているニュートン力学が通用する世界もそのくらいのレベルかもしれない。まぁ、そんなのわかんないけど。

で、何がいいたいかっていうと、量子論で考えると、粒子がワープしたり消えたりするのは不思議ではないってこと。

もちろん、それがそのまま自分たちのいる世界のサイズに適用はできないけど。


量子論の(通用する)世界では、形ある物質などといった概念は全く意味をなさないに近いものと考えても大げさなことではない。
仏教ではないが、「あると思えばある、ないと思えばないw」みたいなもんだ。

てことで、前回と繰り返しになるが、世の中は“情報”と“エネルギー”のみで成り立っているってことさ。

しかも困ったことにどちらも見えないし・・・。


・・・・・結論が出てこないなぁ・・・・・・どうしよう。

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