2009年4月6日月曜日

SiGMA mini-wide 28mm/F2.8 再分解

どうしても気になっていたので、知人にもう一度貸してもらったSIGMA mini-wideだったが、こりゃヒドい!って状態だったよ。

まず、絞りリングのクリックストップ用のベアリングがなくなってしまっているので、代用に何かをつめたんだけど、これが全然効いていない。

マウントにつけると、するっするなんだもん。あーあ。って感じだね。

で、もうひとつの”あーあ”は、やっぱり予想通りで、後群レンズのうちの1つをひっくり返しに組んでいたってこと。

「ピントが甘い」
「無限が取れてない」

なんてなことを言っていたので、ちょっとやな予感はしていたんだけど、その予想通りの展開だった。

Takumar 35/2.0と全く同様の症状だったから、すぐにそういう答えが見つかったんだけどね。
どーも、レンズをはずすときに、「ぽろんっ!」って転がり落ちてくることがあると、
「あれ!?今、どっち向きだったかな?」
なんてなことになることが多々あるんだよねぇ。

シグマの28mmも分解したときに、かなーり向きを悩んだ記憶があったからなぁ。

で、原因をつくったレンズは、後ろから3つ目の分厚いレンズ。

後ろから見て、凸、凸、凹、|、・・・なんだけど、
この凹が両凹レンズで、より凹な方が後ろ側になるんだよねぇ。

イメージ的に絞り側により凹な方を向けて組んでしまっていたんだよねぇ。

あー、ヒドい。


ま、とりあえず問題は1つ解決したから、あとは、ベアリングをジャンクから探してくっつけるのと、前群レンズの反射防止用のブラックの塗装のはがれてしまっているところを、塗り直しするのをやっておかなくちゃ。

てことで、こいつをはじめに分解したときに比べると、だいぶレベルアップをしてきた自分だったりしてw

R1010705


何事も経験が大切だね。

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