2009年4月9日木曜日

minolta X-7 ~その6

もると劣化でダメになってしまったXー7のプリズムの補修。

銀鏡反応をやろうかなぁと思っていたんだけど、とりあえずお得意のプラスチックミラーを貼ってみてどうかな?というのを試してから考えようと思った。

というのも、家人のこんな一言があって、
「最近の万華鏡のプラスチック製のミラーってスゴくキレイに写るよねぇ」

なるへそ。

ん十年前のカメラの銀蒸着や高校の教科書レベルの銀鏡反応よりも最近のプラスチックミラーのほうがキレイに写るんじゃね?てことでそうしてみた。

で、まずはブラックのコーティングと残っているミラー部分をピカールで研磨。

ひたすら研磨。

てか、もうあきたのでこんなもんで勘弁。

R1010725

で、この面にプラスチックミラーを設置してみようかなと。

そんで、このミラーの張り付け方法にちょっと悩まされた。

ちなみに、プリズムの劣化した面のミラー部分は、全面ミラーではなかった。
16×26mm程度の四辺形で、両サイド各5mm、上下1~3mmはただのブラック塗装だけ。

だから、たぶん実際にミラーの使っている部分はさらにその内側だけだと思われ。
アロンアルファや両面テープなど試したけど、結局ホットボンドで固定という得意な手段で落ち着いた。

と、こんな感じになった。あとは隙間をつや消しブラックで塗装して、

R1010728

とまぁ、こんな感じかな。


さて、こいつをボディーに乗せてちこっとファインダーを覗いてみたよ。

ま、いいんでないの?こんなもんなら。

てことで、Xー7は無事修理ひとまず終了ということで。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんばんわ。

 昨夜はパニくってしまいすみませんでしたm(__)m

 劣化モルトを剥がしていたらボディー部分
と軍艦部分のすきまからモルトのカスが内部
 に入り込みファインダーを覗きこむとカスだらけ…。 おまけに染み込んだエタノール
 により接眼レンズの接着面がゆるんでズレてしまいました(-_-;)  

 私なりに調べなんとか軍艦部は外せそうです? ちゃんとしたカニ目レンチがあると
 いいのですが買うと高くつくのでラジオペンチを加工して頑張るつもりです‥。

 ただ自信が無いのが接眼レンズの戻し方です。どのような接着剤を使ったらいいのか‥。 Chemさんの「知恵」お願いしたいのですが‥。

      takosuke

Chem さんのコメント...

ども。takosukeさん。

こちらこそすみません。返答が遅れてしまいましたね。

トップカバーははずれそうですか?それはよかったです。PENシリーズは持っていないので、私も調べながらの返答しかできないよなー。と思っていたのですがw

それより、結構大変な事態になっているみたいですね!

私は、接着するときはたいていアロンアルファなんですが、場所によっては白くなったり、液体が思わぬ所に回り込んだりしますよね。

接眼レンズの固定となると、アロンアルファはNGですよね。たぶん。
PENの接眼レンズって結構小さいですもんね。

ゴム系の接着剤(小西ボンドの黄色いヤツとか)が一般的ですが、あまり強度の必要ない場所なら、ホットボンドがおすすめです。

http://farm4.static.flickr.com/3548/3426926779_cd2f4205e4_m.jpg
↑こんなヤツ