2009年3月29日日曜日

見えないもの~その6〜

目に見えないシリーズ6回目なり。

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バックナンバー
みえないもの。
みえないもの〜その2〜
みえないもの〜その3〜
みえないもの〜その4〜
みえないもの〜その5〜

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今回は小さすぎて目に見えないという話。

突然だけど、現在の科学で観測というか認識可能なサイズは、10の-19乗[m]くらい。

ちなみに、10のー10乗[m]から10の-19乗[m]に到達するまでに40年かかっている。
もう少し正確に言うと、測定できないけどそこに10の-19乗[m]の世界が存在するよということを誰かが言い始めてから、実際に世の常識レベルまで浸透するのに40年てことね。

では、それが物質やこの世界の最小レベルなの?といえば、誰が考えても大概”ノー”であろう。

でも、それより小さい話を仮定やそのほかの理由付けで説明したとしても、ほとんどの人は「それは空想科学でしょ」で終わる。

そういった問答が何十年とかいうスパンで繰り返されて、誰かが見つけるすべを編み出して、そのまた誰かが測定をしてということではじめて“認識”できる世界になる。

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で、認識されている-19乗の世界というのは、粒子のサイズの話で、今ここでいいたいのは、波長のサイズの話だったりする。

もちろん光も音も電波もすべて波長(wave)なわけじゃない。
そのwaveのサイズが小さいモノの話ね。

ある一定よりも短い波長は認識できないわけだから、それは“ない”と考えてしまう。
でも、波長は粒子よりももっと連続的なものだから、(あ、量子力学的にはその名の通り不連続だけどね。)-19乗よりも小さい、ー30乗とかー150乗とかそれ以上のwaveだってあってもおかしくないじゃない。

もちろん、現在の科学ではとうてい解析不能なわけだけど。

たとえば、その長さの領域のwaveにラジオやテレビ、ケータイ電話、あるいは可視光と同じように情報が乗せられていたとしたら、どうよ?

それを送信できる機関(器官)と受信できる機関(器官)があれば、そこで情報伝達ができてもおかしくないワケじゃない。

もちろん、それを現在の科学は見つけられないけどさ。小さすぎるから。

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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんばんわ。

 粒子・波長・量子力学…Chemさんって

学校の先生? いや物理学者? なんの

 数学者かも‥。 私も死ぬまでに一度

このような難しい言葉使ってみたいわぁ~

 ほんまアホやからね私…憧れるわぁ‥でも

「見えないもの」おもしろかったぁ~

 バックナンバーも是非読まさせてもらい

ます! で、話は変わりますが明日は久々

 に天気がイイみたいなので近県へ

咲き始めの「桜」を撮りに行こうと思って

 ます。 ほんでもって愛機ですが‥。

1 Pentax SL
2 Rolleicord(金ピカコード)
3 Pen EES
4 Canon P
5 Retina Ι-B

 以上です。 Chemさんならお気付き

だと思いますが、すべて電池を必要と

 しないカメラなんです。 とにかく

シンプルな物が大好きなんです(^^ゞ

 レンズは単眼の標準と35㎜の広角のみ。

私には充分です‥。 おっと、日付が

 変わってしまったぁ‥おやすみなさい!

        takosuke

Chem さんのコメント...

takosukeさん、書き込みありがとうございます。

桜、なかなか咲いてくれないですよねぇ。カメラ構えてずっと待っているんですけどね。
ま、咲き始めの方がどっちかというと好きですけどw

愛機の紹介ありがとうございますです。

おぉ!って感じですね。中古屋のウィンドーに燦然と並ぶ名機をいくつかお持ちですね!すごい!

ちなみに、私がカメラを始めたときにはじめに買ったのがSLとS-Takumar 50/1.4です。「露出計なんているか!」ぐらいの気持ちでしたね。
最近はかなーり軟弱な路線にも手を出していますが・・・w


あ、そうそう、私の職業はお察しの通り理科の教員です。頭は良くないですけどねw
趣味みたいなものですから。

最近なんて、カメラと仕事とどっちが本職かわかんなくなってきてますしwww