2009年4月28日火曜日

minolta XD ~ その3

マニュアルで撮ってんだけどなぁ。

どうも電気カメラは、「ヨッシャ!撮ったでぇ!」
みたいな感触が得られないんだよなぁ。

どう考えても、使い勝手がよくて、操作フィーリングも最高なXDなんだけど、SR-7のほうが撮った感が強いんだよなぁ。

フィルムは微妙なフィーリングもそのできた絵に反映するから、たぶんこういった感触の違いが結果となって出てきそうだなぁ。

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うーん。イイカメラなんだけどなぁ。


やっぱりシャッターは機械シャッターじゃないといかんのかなぁ?自分。

ま、そんなに簡単に答えを出さずに、もうしばらく使い込んでみようとは思うけどね。

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とりあえず、第一印象のフィーリングということで。

2009年4月27日月曜日

minolta XD ~ その2

う〜ん。何ともまろやかな操作感を与えてくれるXDだけど、やっぱり安いだけあって、この個体には若干不具合があるように思う。

いろいろとネットを徘徊していてわかったんだけど、レリーズボタンを半押ししたときに露出計が作動してくれるはずなんだよね。こいつ。

ま、それってたいがいのカメラで常識となっていることだけどね。

露出計が作動しないんだよねぇ。
てか、たぶん露出計が作動しないというよりも、露出計が作動する前にシャッターが下りるw
というほうが正しいような・・・。

半押ししよーかなーとそーっとレリーズボタンを押すと、”カシャポン!”というあの独特のシャッター音とともにシャッターが下りる。
で、その後というか同時というか、位のタイミングで露出計のランプがつくんだよね。

ちょっ、おまっ、おそっ、いや速っ!....?てあれ?

と言った感じ。

ま、Aモードならどうでもいいことだし、Mモードのときは男らしく”カン露出”でいけば問題ないことなんだけどね。

でも、とりあえず、一本撮り終わったら中を見させてもらおうかなと思う。

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(MD Rokkor 45/2をつけてパシャコンパシャコンとスナップを撮ってみようと思う。)

2009年4月26日日曜日

SR-1のシャッター音を調節してみる。 ~ その2

ミラーボックスを外したら、うまいことかみ合わなくなって元に戻せなくなっていたSR-1だったけど、試行錯誤しているうちに何とか元に戻せたよ。

結局、巻き上げ部分のギアのかみ合わせの微妙なずれが原因だったみたいだけど、もう一度組み立て直せといわれても、たぶん無理っぽい。

ま、動くようになったからいいかなと。

でもって、問題のシャッター音だけど、こいつはいい具合に歯切れのいい感じの音が出るようになったと思う。

やっぱりメカニカルシャッターのSR系は“バシャン!”という乾いた感じのすっきりした音が、「写真を撮った!」という気分にさせてくれるよね。


でもって、1円で購入したAuto Rokkorの55/1.8もきちんと作動するようになおしたよ。

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こいつは、レンズはきれいなんだけど、絞りに油がまわっていて、じぇんじぇん動かなかったんだよね。

てことで、絞りを分解・ベンジンで洗浄して、シャッキリとさせた。


さっそく、このセットで知人に渡そうかなと思う。

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(XDとSR-1を並べて記念撮影w)

2009年4月25日土曜日

minolta XD , MD 50mm/F1.7

以前、フジヤカメラで見かけたけど、「どうせ電気カメラでしょ。いらないよ。」と強く決意?して買わなかったんだけどなぁ。

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あれっ?
これはなんだろう?

オークションでぽちってしまった。
ま、フジヤカメラにあったものよりも安い4.1kで落札できたんだけどね。

でも、こいつは目に見えないトラブルの多い機種だってことをネットでさんざん検索したんだけどねぇ。
わかってないよねぇ。

ビョーキだよねぇ。

ま、これでこいつが正常に動いてくれそうなら、XG-SもX-7も知人に譲渡してしまおうと思っているんだけどね。

てか、その前にX-7はコンデンサ不良の疑いがあるから、アキバで適切なコンデンサを購入しないとね。


てことで、早速動作チェックをしてみた。

巻き上げ途中に引っかかったまま動かなくなったジャンクとのこと。

ま、だいたいこういうばやいは裏ブタを開けるのが定石でしょ。ということで開けようとビスを緩めたら・・・

「カシュッ」

あれ?今、シャッター降りた?

で、裏ブタが緩いまま動作チェックを再度したら、ふつうに動くじゃんw

なんと、史上最速?のレストアとなりましたよwww


でも、一応裏ブタを開けて中を確認しようとしたんだけど・・・・

「パチッ!......(カサッ)」

裏ブタを開けた状態で、巻き上げをしたら、何かが音を立てて額にぶつかったよ!
でもって、その後どこかに飛んでいったんだけど、結局それは見つからず......。

なんだけど、動作的には全く問題がないんだよねぇ。
はてさて、あいつはなんだったんでしょう?


ま、正常動作をしているからいいか(て、適当ですね〜w)


にしても、やっぱXDはいいっすねぇ〜w
よくいわれるレリーズのタイムラグだけど、個人的にはタイムラグというより、これはこういうフィーリングなんだなぁ。と思う。

別に自分的には違和感を感じることはほとんどといっていいくらい無いかな。



いやホント、でもこれは参ったねぇ。
MXを手にしたときも、これはいいカメラだねぇ。なんて思ったけど、こいつはそれを簡単に凌駕する雰囲気を醸し出してるよ。

まさに、クラカメ収集の打ち止めでもいいかなと思わせるカメラだね。

2009年4月24日金曜日

あぁ、やってもうた。

SR-7で撮ったフィルムを巻き戻すときに、数回巻き戻したら、“スコッ”ってなったんだよねぇ。

「あれ?もしかしてこいつきちんとカンでなかったってヤツか?」

てな不安があったんだけど、見事的中!.......orz

まったく撮れてなかったし(泣)


ま、こういったアクシデントも含めて楽しめるとさらに一歩レベルアップできるのかなとw


で、もう一本の方はきちんと撮れていた。こんな感じ。

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やっぱロッコールはぐっとくる絵を出してくれるよねぇ。
ヘタな自分でもそれなりな写真になるもんねぇ。

あと、思うのが、SR-7は露出をけっこう適当にとるので、出てきた写真がけっこう安定してないのもおもしろさを増してるよね。

1~2本のうちに一枚くらい、バシッとしたのが出てくれると、もうニンマリだよねw


そうそう、あと思ったのが、Auto Rokkorの58mmと55mmだと色合いがだいぶ違うなぁってこと。

58mmが暖色系で、55mmが寒色系かな。

花を撮るなら58mm。空を撮るなら55mm。かね。

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2009年4月20日月曜日

minolta XG-S ~ その7 , MD Rokkor 45/2

モルトを交換したXG-SとMD Rokkor 45/2のテスト撮影をかねた結果。

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ふーん。
MDレンズって自分の中では、コントラストがはっきりくっきりな現代風の色合いを出すイメージがあったんだけど、なんちゃってパンケーキの45/2なこいつは、MCに近い色合いだなぁ。

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そうそう、こんな感じの色合い。
あ、でもふちの方が少し白ボケしてる。ハレなのか、レンズの汚れが原因なのかちょっと判断がきかないけど、ま、それも味ということでw

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そう、結局フィルムの後半は、露出は手動で設定して撮っていたよ。
どうもやっぱり、露出は自分で設定しないと、イメージがつかめないんだよねぇ。

な〜んて、かっこいいこと言ってみたりしてw

2009年4月19日日曜日

Pentax MG ~撮影結果

とりあえず、修理が終わったMGにSMC Pentax-M 50/1.7(てこれしか持ってないんだけどねw)をつけて、テスト撮影をしてみた。

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かなり真っ暗でも、数秒感は自動に露光してくれるから、こういう写真も手軽に撮れるねぇ。

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ふむふむ。けっこう露出が安定してるね。さすがだね。

てことで、予定通り知人に譲渡しようかな?
レンズもこのレンズをあげちゃおうかな。どうせほとんど使ってないし。

Pentax MX 再分解

MGをいじってみて思ったんだけど、MXはもうちょっとシャッターのフィーリングが良くなってもいいんじゃないかなぁ?って。

ま、もちろんMGは縦走りメタルシャッターで、MXは横走り布幕シャッターだからその点では、違うとは思うけど、ミラーボックスの構造はあんまり変わりがないかなと感じた。

てことは、ミラーの感触はもう少し心地の良い感じに治せるはず!と思ってみた。

しかも、MXはMGと違ってエアダンパーもついているし。

これは、やってみるべきでしょう!
ということで、とりあえず開けてみたw
(と、ここで、写真を差し込もうと思ったんだけど、撮り忘れちゃったw)

で、シャッターを切ったあとの”びよ〜ん”みたいなエコー音だけでも消したいなぁと思っていろいろといじくってみたんだけど、たぶん原因はスプリングにあると思った。

はじめは、ミラーを駆動させるカムとかが反響しているのかと思ったんだけど、そうではなくて、スプリング自体がワンワンと響いているような感じだ。

てことで、スプリングの下にモルトを挟み込んで、ショックアブソーバーとした。

うん。たぶんこれでけっこう改善されたっぽい。
完治したSIGMA mini-wideを装着して、とりあえず一本撮ってみようかな?

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2009年4月18日土曜日

MC Rokkor-PF 50mm/F1.7

あはっ。オークションで格安(0.3K)であったから買っちゃった。

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別にこれと言って必要性を迫られていたわけではないんだけどねぇ。

しかも、ついでに誰も入札していなかったからAuto Rokkor 55/1.8も最低価格でセット?でいただいちゃった。
あら?Auto Rokkor55/1.8て通算3本目じゃね?

バカじゃね?自分?

よし、じゃあこのAuto RokkorとSR-1をセットで知人に譲渡しようか!?

あ、その前にSR-1ちゃんと治さないと。なんだかバラバラにしたら、うまくシャッターが切れなくなってしまった。
うーん。いまいちわかんないんだよねぇ。60年代のカメラはけっこう構造がわかってきたんだけど、それよりも少し前のタイプのものはメーカー問わずちょっと違うんだよなぁ。


で、タイトルのMC Rokkor 50/1.7はできればX-7につけて、これまた知人に譲渡したいと思っているんだよねぇ。
実はこっちは完全に買う前からX-7につけて譲渡用にするつもりのレンズなんだよねぇ。

自分的には、Autoのロッコール2本とMC広角28mmとMD標準45mmがあるからこれ以上は特にいらないんだよね。

じゃぁ増やすなって?
いや〜。自分の周りにもロッコールの楽しさを味わってほしいと思ってサ。

いいんだよねぇ。これが。

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2009年4月17日金曜日

AUTO ROKKOR-PF 58mm/F1.4 ヘリコイドグリス補填。

さて、レンズシリーズですw

どうも、スカスカしていたRokkor 58/1.4だったんだけど、グリスを補填するのはちょっとめんどいなぁ。と思いながら使っていたんだけど、やっぱりイマイチすきっとしないので、はずしてみた。

わぉ。こいつってここまで分解しても、無限遠の調節とか心配しなくてもいいんだ。さっすが昔のレンズ!こういったメンテナンスが手間がかからずにできるところが何ともいえないよね。

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てことで、primoflexの時に購入した機械用グリースをヘリコイドにテキトウに塗りたくって、整備完了w

うむ。なんかちょっと重たくなっちゃったけど、ま、スッカスカよりはいいかなと。

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2009年4月16日木曜日

SiGMA mini-wide 28mm/F2.8 再分解 ~その2

あったあった。ちょうどいいサイズのベアリングが。

以前開けたときに紛失してしまった、絞りリングのクリックストップ用の鉄球を探していたんだけど、ジャストサイズのヤツがあったよ。

Auto Rokkor 55/1.8の絞りリングの鉄球がまさにジャスピンだったよ。

あ〜よかった。これでかっちりと絞りがクリックストップしてくれるようになったよ。


で、あと、もうひとつ、レンズの縁のマットブラックの塗装を塗り直した。

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よっし、これでまともなレンズになったじょ〜!

2009年4月14日火曜日

minolta X-7 ~その7

あれあれ〜?修理完了と思っていたX-7だったけど、どうもこの機体はまだ治っていないようだ。

露出計はきちんと作動していて、ファインダー内ではシャッタースピードは適正値を示すんだけど、実際にシャッターを切ってみると、全部バルブ(B)になるんだよねぇ。でもって、バルブモードだとシャッターが戻ってこないし。

どこかの接触不良なのかな〜?といろいろ考えてみたけど、どうもそんな単純なことではなさそうな気がしてきた。


「コンデンサ不良」


はは〜ん。ググっていたらこんなキーワードに到達したよ。

その可能性はかなり大だね。
久々にアキバにでも散歩に行ってみるかね。

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2009年4月13日月曜日

SR-1のシャッター音を調節してみる。

自分のSRー7は、他のSR系のカメラと比べると、シャッター音がすっきりしている。

もしかしたら、というかたぶんプロがメンテナンスすれば間違いなくそうなるんだろうけど、SR系のシャッター音は酷いエコー音をなくして、“バシャン!”というすっきりした音だけに改善できるかなと。

てことで、まず手始めにSR-1を分解してみた。

こいつ、びっくりするくらい中がスカスカだよなぁ。
メカニカルシャッターでも、ST-T101やMXとか、AE機のフレキがごっそりの奴らと比べると、ホントなんもない。

でもって、ミラーボックスを外そうとしたんだけど、イマイチうまくいかない。
試行錯誤していたら、巻き上げクランクの中心の奥にある逆ネジを回して、こいつを外したら、ミラーボックスがとれた。

てか、全部とれたw

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あー、minoltaは一眼レフの一番最初からミラーボックスとシャッターユニットが一体化というか、シャッター幕をユニット化していたんだぁ、とわかったよ。

で、問題の“シャッターが降りたときのエコー音”の原因だけど、たぶんミラーボックスではなく、ボディー側にあるチャージユニットなのでは?とおもった。

実際、こいつをチャージして、開放すると「ジャキーン、ワンワン・・・」という聞き覚えのある音wがしたしね。

ということで、このユニットにME系よろしくゴムダンパーをつけてみた。

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でもって、組み立ててみて、シャッターを切ってみると・・・

「ジャッキーン!...ワンワン.....」

あら?じぇんじぇん変わっとらんし。

最近ほとんど使ってないカメラだし、いいかな?とりあえずこのまま放置ということでw


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2009年4月12日日曜日

minolta XG-S ~ その6 ~ 撮影結果

あぁぁ。光線漏れ。
やってしまったorz

フィルムを装填した後に、
「あ、もると張り替えるの忘れたし。ま、いいか。」
とか思ったんだけど、こんなんなってしまったか。

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でも、光線の漏れていないもので何枚かは、ちゃんと撮れていた。

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てか、思ったんだけど、flickrて画像をupすると自動的に露出やコントラストを補正してないか?
CD-Rで見たものと、upした後のものだとだいぶイメージが違うんだけど。

ま、こんなこともあって、XG-Sはもういちどテスト撮影をしないとダメそうだね。


ちなみに、レンズの方は、予想外に笑っちゃうくらい逆光に弱いかも。
でも、カビの影響はなさそうだからいいんじゃないかなと。

個人的に、ハレ以外はフレア、ゴーストいらっしゃい!くらいの感じなのでw
たまに、フレアやゴーストを狙ったアングルで撮ったりもしてねw

2009年4月11日土曜日

MC W.Rokkor 28mm/F2.8 ~撮影結果

同時進行で、XG-Sだけでなくボディに不安の無いSR-7でもRokkor28mmをつけて撮ってみた。

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ま、いいんでないの?
ただ、やっぱりRokkorの標準レンズたち(58/1.4、55/1.8)のような衝撃的な印象を与えてくれるレンズではなさそうだね。
ま、広角レンズはこんなもんかな?

そうそう、オールドなRokkorのオモシロいところは、逆光でフレアやらゴーストやらが盛大に出るくせに、けっこうコントラストは維持してるんだよね。

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これだからやめられませんw無茶なアングルww

2009年4月10日金曜日

はうぅっ!!

ぶらっと中野のフジヤカメラに寄ったら、minolta XDのブラックが5kで置いてあるじゃないの!?

メッチャ欲しかったけど、これ以上電気カメラを増やしてもなぁ。という天使の?ささやきのおかげで、踏みとどまったよ。

ま、でも財布に5k入ってなかった(T T)/~という事実もあったけどねw

いや、でもあれはminoltaのSRレンズを持っている人なら迷わず買うでしょ。
次に行ったときには確実に売れてるって。てかその日に売れるでしょ!くらいだよ。自分的にはw


ちょっとだけ触ってみて、Bや×125の機械シャッターを切ってみたけど・・・・・


ムフゥ~。


こりゃたまらんなぁw

知人にXG-Sを見せたときに、シャッターフィーリングのまろやかさを絶賛してたけど、それをさらにマイルドかつ高級にしたようなフィーリングだよねぇ。



ま、でも所詮電気カメラさ!



と言ってみる。

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2009年4月9日木曜日

minolta X-7 ~その6

もると劣化でダメになってしまったXー7のプリズムの補修。

銀鏡反応をやろうかなぁと思っていたんだけど、とりあえずお得意のプラスチックミラーを貼ってみてどうかな?というのを試してから考えようと思った。

というのも、家人のこんな一言があって、
「最近の万華鏡のプラスチック製のミラーってスゴくキレイに写るよねぇ」

なるへそ。

ん十年前のカメラの銀蒸着や高校の教科書レベルの銀鏡反応よりも最近のプラスチックミラーのほうがキレイに写るんじゃね?てことでそうしてみた。

で、まずはブラックのコーティングと残っているミラー部分をピカールで研磨。

ひたすら研磨。

てか、もうあきたのでこんなもんで勘弁。

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で、この面にプラスチックミラーを設置してみようかなと。

そんで、このミラーの張り付け方法にちょっと悩まされた。

ちなみに、プリズムの劣化した面のミラー部分は、全面ミラーではなかった。
16×26mm程度の四辺形で、両サイド各5mm、上下1~3mmはただのブラック塗装だけ。

だから、たぶん実際にミラーの使っている部分はさらにその内側だけだと思われ。
アロンアルファや両面テープなど試したけど、結局ホットボンドで固定という得意な手段で落ち着いた。

と、こんな感じになった。あとは隙間をつや消しブラックで塗装して、

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とまぁ、こんな感じかな。


さて、こいつをボディーに乗せてちこっとファインダーを覗いてみたよ。

ま、いいんでないの?こんなもんなら。

てことで、Xー7は無事修理ひとまず終了ということで。

2009年4月8日水曜日

minolta X-7 ~その5

分解したまま放置してあったX-7だけど、バラバラの写真をボーッと眺めていたら、1つひらめいた。

あ、とりあえずシャッターユニットだけボディーにつけてちゃんと巻き上げてくれるか確認してみよう。

てことでやってみた。


お、できるじゃん。


ということで、シャッターユニットとミラーボックスを組んで、本体に設置。で、巻き上げてレリーズを手動で動かしてみる。


・・・・カシューン!


いぇ〜ぃv

機械的には治ったジぇい。
でもって、こいつは電気的な部分は壊れていなかったから、きちんと配線を組み直せれば、完治するはず。

で、配線をハンダ付けして、通電してみて動作チェック。


・・・・・しーん。

あれ?^^;)

何度か試してみると、

・・・・・ピー!(バッテリーチェック音)
・・・・・ピョロ〜(なんだか弱々しい音)

うーん。
で、こういうときはたいがい接点の接触不良でしょ!ということで、接点を磨いてみた。

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・・・・・カシューン!!


うっひょひょーいv

動作系はすべて完治でしv
いや〜。Electro35で培った電気カメラの修理の腕が生きてきたねぇ。確実にレベルアップしてるじゃん。

あとは、腐食したプリズムをなんとか補修して、完成とあいなりまするX-7くん。
よかったよかった。

2009年4月7日火曜日

minolta XG-S ~ その5

とりあえず、ふつうに使えていたので一本撮ったXG-Sだけど、Aモードの接点が接触不良気味だったので、分解して清掃した。

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(このへん雑だよねーw もっと細かいヤスリでヤスレって感じだよねw)

一応簡単なチェックをした感じだと、たぶんもう大丈夫そう。

で、こいつを手にしてからずぅっと気になっていたんだけど、絞り直読窓が見えないんだよねぇ。
なんでか全然わかんなくって、でもメガネな自分はあまり気にしていなかったんだけど、せっかくカバー開いたからどうなっているかをちょっと見てみようかな?汚れていたら掃除しようかな?とおもってプリズムの前の構造を見てみたんだけど・・・・

・・・・・!!!!?

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??!。これはどうやっても見える分けないよなー?

てか、絶対あるべき場所にミラーがないじゃん。こいつ。
なーんだ、素人の分解歴があるんだこいつ。

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before

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after

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無事に絞りが見えるようになったよん

こういう機体を見ると、やっぱり手元にあるカメラをオークションで転売する気が無くなるよねぇ。申し訳ないのと、かっこわるいのとw


あと、1つ気になるのが、プリズムの腐食関係。

直読窓のあるXG-SとXDは構造的にプリズム腐食が起きないっていうんだけど、上から覗いた感じだと、あんまし変わんないなー?と思うんだけど、どうなんだろう?いいのかなぁ、このまんまで?

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(せっかくだからX-7(上)とXG-S(下)の様子を並べて撮ってみたw
 バカですねーw
 て、基本ほとんど変わってないのがわかってこれまた楽しいね)

2009年4月6日月曜日

SiGMA mini-wide 28mm/F2.8 再分解

どうしても気になっていたので、知人にもう一度貸してもらったSIGMA mini-wideだったが、こりゃヒドい!って状態だったよ。

まず、絞りリングのクリックストップ用のベアリングがなくなってしまっているので、代用に何かをつめたんだけど、これが全然効いていない。

マウントにつけると、するっするなんだもん。あーあ。って感じだね。

で、もうひとつの”あーあ”は、やっぱり予想通りで、後群レンズのうちの1つをひっくり返しに組んでいたってこと。

「ピントが甘い」
「無限が取れてない」

なんてなことを言っていたので、ちょっとやな予感はしていたんだけど、その予想通りの展開だった。

Takumar 35/2.0と全く同様の症状だったから、すぐにそういう答えが見つかったんだけどね。
どーも、レンズをはずすときに、「ぽろんっ!」って転がり落ちてくることがあると、
「あれ!?今、どっち向きだったかな?」
なんてなことになることが多々あるんだよねぇ。

シグマの28mmも分解したときに、かなーり向きを悩んだ記憶があったからなぁ。

で、原因をつくったレンズは、後ろから3つ目の分厚いレンズ。

後ろから見て、凸、凸、凹、|、・・・なんだけど、
この凹が両凹レンズで、より凹な方が後ろ側になるんだよねぇ。

イメージ的に絞り側により凹な方を向けて組んでしまっていたんだよねぇ。

あー、ヒドい。


ま、とりあえず問題は1つ解決したから、あとは、ベアリングをジャンクから探してくっつけるのと、前群レンズの反射防止用のブラックの塗装のはがれてしまっているところを、塗り直しするのをやっておかなくちゃ。

てことで、こいつをはじめに分解したときに比べると、だいぶレベルアップをしてきた自分だったりしてw

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何事も経験が大切だね。

2009年4月5日日曜日

minolta X-7 ~その4

機械的な可動部分のトラブルもまだ解決できていないX-7だが、このシリーズに共通してみられるプリズム腐食もこの機体にはあるんだよね。

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で、ミラーボックスとシャッターユニットを外すときに、プリズムもはずした。

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あちゃー。って感じだね。


こりゃ、先が長そうな感じだから、折りをみて銀鏡反応でもやってみようかな?なんて思ったりして。

そうそう、バルサムのはがれたUniomatも近々、プレパラート用のバルサムを使って張り合わせてみようと思っている。

2009年4月4日土曜日

minolta X-7 ~その3

古ーいカメラのメンテナンスの基本の1つ。
モルトプレーンの張り替え作業を簡単にまとめてみた。

ただ、これは自分のやり方で、まったくもってその性格が現れている作業工程なので、あくまで覚え書きということでおk?

1、アルコール(消毒用エタノール)と100円ショップのシリンジを準備。
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2、劣化したモルトに、シリンジでアルコールをしみ込ませる。
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3、竹串の先を加工したもので、ゴシゴシとこする。ティシュを使って拭き取るとキレイにはがれやすい。
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(うーん。この辺で性格がモロに出るかな。自分はかなーり適当に、取り残しもけっこうあるけど気にしないw)

4、両面テープを細く切る。
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(この程度なら、はさみのが作業が楽でしょ)

5、貼る。
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(隙間よりも気持ち細めの方が貼りやすいね。てか、ときどき面倒だから両面テープなしのときもあるしw)

6、モルトを細く切る。
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(これまたはさみ。てかモルトじゃなくて100円ショップのフェルトだけどw)

7、切ったモルトを詰め込む。
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おしまい。