2008年12月27日土曜日

いっぱい再修理。

今日は元ジャンクのカメラたちの、復活はしたけどイマイチ不調だった部分をメンテナンスする一日だったよ。
あ、でも修理に夢中で写真を撮るのをほとんど忘れたorz。
R1009646


まず、小手はじめにHi-color35sのボケボケのピントの調節から。

前は、1mのピンの位置をあわせて調節したけど、今回は無限遠をあわせてみた。
なんかもうフィルムを装填する気がしないからそのままだけど、今後気が向いたら、テスト撮影をしてみようかなと。


で、次にElectro35GX。
レリーズの感触がおかしくて、しかも最速と最遅しかでない。

で。フィルムが入っていたけど、撮ったとこまではあきらめて、前の貼皮をはがして全群をはずしたじぇい。
レリーズのカムに噛ました亜鉛板が厚すぎて、electroのスイッチが入る前にレリーズしてしまっていたようだ。

3枚かました亜鉛板を1枚にして、レリーズの感じをチェックして組み立て直し。

電池を入れたけどまだいまいちな感じだなぁ。もう少し時間がかかりそう。
やっぱり電子シャッター系はどうも苦手だ。


そんで、Hi-Matic 7s。
こいつはほとんど問題ないんだけど、いまいちレリーズのタイムラグのようなものがあって、押してからだいぶ遅れてシャッターが切れる。なんだか出始めの頃のデジカメのレリーズタイムラグのようなイライラ感があるしw

でもって、やったことはelectro35GXと同じ。
全群をはずして、レリーズのカムをこっちは逆に少し深めにした。ただ、こいつは亜鉛板を噛ますのではなくて、力技でペンチで少し曲げた。(あまりお薦めできないけどね。曲げたといっても0.3mmくらいだけどね。)

これで、だいぶすっきりとレリーズができるようになった。

MinoltaのSEIKO社のシャッターは個人的にはかなり好きな部類に入るけど、ちまたではレリーズの感触の”ぬるさ”が不評のようだ。
たしかに、「むにゅ〜・・・カシュッ」くらいのイメージだよね。あ、ちなみに最後の「カシュッ」はかなりサイレントな感じ。自分はそこんところがかなり好き。

こいつのおかげで、なにげに密かにMinolta党に移行しつつある自分がいたりするくらいだしねw


で、最後にOM-1。

シャッター幕に問題があって、スローのときに陰ができてしまうという、かな〜り致命的な問題を発覚したんだけど、ちょっと気合いを入れて、ミラーボックスをはずすところまでやったよ。

てか、いちど分解している機種は思ったより気合いを入れなくても、スイスイと分解できるねぇ。
あっという間にミラーボックスをはずして、シャッター幕までたどり着いたし。

それよりなにより、実は前回組み立てたときに、プリズムを固定するビスを1つ紛失していたんだよねぇ。
ななんとなんと!(古っ)そこ蓋をはずしたら隙間から「ポロッ」ってそのビスが出てきたよw

ひとりで、にんまり笑えたしw

でも、よくギアとかに引っかからずにいられたなぁなんて感心してみたりしてww

で、やっぱり予想通り、スローシャッターガバナーの後幕にかかるギアがすこしずれていわゆる「送り過ぎ」ていた。

正直、スローガバナーのビスははずしたくなかったけど、ここで気合いを入れて組み直したしv

R1009645
(↑スローのとき右側に5mmくらい後幕がにじり出てたんだよねぇ。)

ばっちりと治りましたv

0 件のコメント: