2008年2月2日土曜日
食についての考察〜米
我が家は、米を年間契約して購入している。
ちょうど年間契約をし始めて1年半ほど経つ。
もちろん最高にうまい米を求めて手に入れた代物だ。
ただ、昨年の8月に驚いたことがあった。
年間契約で届いたその月の米が非常にまずいのだ。
いろいろと原因を探ったが、もちろん複合的にいろいろな要素が絡まって米の味に影響が生じたのだと思われるが、そのうちの1つの原因が、「白米は長期間持たない。」ということ。
もちろん米は秋に収穫される。8月の米は前年の秋に収穫された米がそのときに精米されて約1年間保管されている米だ。
結局、丸1年白米の状態でその米は過ごしたことになる。
すべての食べ物は生きている。生きているものをいただくから、食べることによって元気になっていくわけだ。
そう。そしてたどり着いた結論が、写真の精米機。
今年の年間契約の米はほぼすべて”玄米”である。
もともと、玄米食を時折導入していたので、何割かは玄米を注文していたが、今年はほぼ玄米。
そして、その玄米を磨ぐ直前、炊く直前に精米する。
玄米の状態であれば、米はまだ死んでいない。胚芽がついている。彼らは水につけておけば、発芽する。
もちろん白米になれば、発芽などしない。
この状態でいればもちろんどんどん酸化していってしまう。つまり味が劣化していく。
食というのは面白い。
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