けっこうな頻度で起きてしまう、MZー3のミラー駆動モーターのピニオンギヤの破損。
電池を入れて確認したら、やっぱり“うぃ~ん”といってそれっきりだったから、確証を持って分解した。
ありましたー。モーターですv
やっぱりピニオンはスッカスカだったし。
で、この状態でしばらく放置してピニオンをどうするか考えていたんだけど、入手が困難そうだから、とりあえずアロンアルファで接着しておいたw
いいのかそんなんで?
とか思いながら、まーでも応急処置でこれでいいんじゃね?的な気持ちでくっつけた。
あー。てか問題はそこではなかったかも。
自分では、はずしたつもりだった、モーターの次に来るギヤだったんだけど、よくよくみたら、ギヤの軸はマウント側のパーツと一体型だったし。
(上の写真でいうと、ピニオンと緑のギヤの間にあるギヤ。写真では外してある。)
つまり、むりくりおっかいてしまったってことね。(><)
むはぁ~orz。とか思いながらも、とりあえずなんとか固定して電源を入れてみた。
ういぃ~ん!!カシャコン!
あら、動いたし。
ミラーも正常位置に戻ったよ。
てなことで、「いいのか?こんなんで?レストアとは呼べんな。」と思いつつも。
電池とフィルムを装填し、数少ないKマウントのレンズ、RIKENON 50/2を装着し、テスト撮影へと。
あ、ちなみに、もう一つ有名な故障として、フラッシュのポップアップができなくなるというのがあるけど、当然のようにこいつはその故障も抱えていたし。
「フラッシュ?使わないでしょ。気合いでがっちりホールドでしょw」
的な発想なヒトなので、スプリングのパーツだけ外しておいて、そのまま放置なり。
ま、いずれ気が向いたときに治そうかな。ということで。
かつてのフラグシップも、所詮プラスチックカメラということなんだね。
技術の進歩で失ったモノは甚大なような気がする.......
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2 件のコメント:
プラカメラの面白さも分かりますが、分解すると何とも言えない切なさと言うか、残念感がありますね。
それが高額なカメラなら尚更です。
逆に安価な普及型金属カメラがちゃんと作りこんであったりすると、なんとも言えず嬉しくなったり。
フィルムでこうなんですから、デジタルはどうなんでしょう?家電だと考えれば良いんでそうかねぇ。
tomelabさん。
やっぱりカメラは金属でつくってないと。って思います。
この時代のカメラたちは、結局プラ部品の消耗が故障の原因の多くを占めているわけで....
いろいろと考えちゃいますね。
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