またまた知人からカメラの修理依頼なり。
Pentaxのプラクティカマウントの最後の方に出た名機のES。

(あー、また適当に撮ったから手ぶれしつるw)
メカニカルシャッターと絞り優先の電子シャッターを併せ持つ、いわゆるハイブリッドシャッターなカメラなりよ。
自分はこれとほぼ同世代の解放測光のメカシャッター機SPFを愛用しているから、正直あまり関心のない機体ではあったね。
いやいや、でも改めてみてみると、ホントよくできたカメラだよねぇ。
冷静に考えて、メカシャッターと電気シャッターを「おまけ」でなく併せ持つ機体ってそんなに多くないよなぁ、て思ったし。
もちろんつくりも驚くくらいしっかりできてるし。
て、SP系だから、つくりがいいのは当然で驚かないけどw

でもって、レンズは悪評?高きSMC Takumar 50/1.4。
うん。でもこいつは、トリウム焼け(というのかどうか知らないけど、黄色くなるやつ)も酷くないし、バル切れもなさそうだねぇ。
で、本体の方は、巻き上げ不良らしいんだけど、通常いじっている範囲内では不良箇所がわかんなかったねぇ。
たぶん、巻き戻しボタンがへっこんだまんまだから巻き上げが空回りしていたんだと思うけどね。

とりあえず、ベンジンで洗浄しておいたから、たぶん平気でしょw
ただ、ウラ蓋をあけてそれなりにメンテした後に、Auto位置でシャッターを切っていたら、速度が変わんなくなっちゃったし。
これは何が原因なんだ?
電池切れか?
断線か?
接触不良か?
わからんし。
ちなみに、ウラ蓋を開けたらちょっと萌えたw

フレキでない”ゴテッ”とした基盤に萌えw

基盤どかしたら、SP系の頑強な構造に萌えww
あー、結構変態度は増してますね〜www
さてさて、問題なく完治という予定だったけど、ちょっとトップカバーもあける必要がありそうだなぁ。
なんて、理由を付けて中を見てみたいだけなんだけどねw
でも、こういったちょっとした機械の動的不良って、自分的には「動作は問題なし」に入ってしまうんだよねぇ。
ただ、普通の人が使うと、それは充分な「故障」扱いになってくるわけで。
やっぱりここは変態の意地にかけてw、ちょっともトラブルの生じない機体に仕上げないと!