さてさて、巻き上げ時に最大角で引っかかるのと、プリズムが結構豪快に腐食しているのが主だったポイントの黒いXEだけど、早速いじくってみたよ。
まずは、巻き上げの引っかかりの修復から。
ここがすっきりしないといろいろと先に進めないからねぇ。
偉大なるWebの先人の方々のおかげでサックリと修復したし。
トップカバー右の基盤下のカムをベンジンで軽く流して、注油したら嘘のように改善したし。
いわゆるグリスの固着ってやつだよね。これって。
で、次にトップカバー左を開いて、ISO感度ダイヤルの接点を磨いておいた。
いまいち露出計のふれが安定してなかったから、とりあえず基本的なことをしてみる。
あ、でも結局、今日のところはいまいち露出計が安定しなかったよ。
コレはボチボチ調節していくしかないかな?
マニュアルのシャッタースピードは目測でほぼ正確に切れているから、(あ、もちろん高速シャッターが開いているかもチェックしたよん。)とりあえずはマニュアルで撮ってみるかなと。
そんでもって、最後にプリズムを見てみた。
う〜ん。このがっつり腐食具合はどうしたものかねぇ?
で、とりあえず、このままではどうにもいけてないので、腐食している面をはがすことにしたよ。
まずは、ラッカー薄め液で黒塗装をはがす。
んで、ピカールで中途半端についているアルミ蒸着をはがす。
こんな感じ。
で、最後はお得意の、プラスチックミラーの登場。
ホットボンドでくっつけておしまい。と。
うん。さすが表面鏡。これだけ違和感がなければいいんじゃないかなと。
遠目から。
近接から。
てことで、思いの外さっくりとレストア一時終了。
一本撮った後にでも、露出計の具合は調整してみようと思う。
なにせ、シャッターを切るためには電池が必要なカメラだから、ファインダー内の露出計は常にふらふらしているからねぇ。
そうそう、50/1.4のPGレンズはカビが結構ついているから、こちらも次回カビ取りをしようかなと。
と思ったけど、レンズの前面と後面をそれぞれアルコールで拭いたら、カビはすっきりきれいになったし。
中にはほとんどカビが発生してないようだねぇ。
さーて撮るぞー。
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