2011年1月22日土曜日

Minolta XE Black ~ その2

さてさて、巻き上げ時に最大角で引っかかるのと、プリズムが結構豪快に腐食しているのが主だったポイントの黒いXEだけど、早速いじくってみたよ。

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まずは、巻き上げの引っかかりの修復から。

ここがすっきりしないといろいろと先に進めないからねぇ。

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偉大なるWebの先人の方々のおかげでサックリと修復したし。

トップカバー右の基盤下のカムをベンジンで軽く流して、注油したら嘘のように改善したし。

いわゆるグリスの固着ってやつだよね。これって。

で、次にトップカバー左を開いて、ISO感度ダイヤルの接点を磨いておいた。
いまいち露出計のふれが安定してなかったから、とりあえず基本的なことをしてみる。

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あ、でも結局、今日のところはいまいち露出計が安定しなかったよ。
コレはボチボチ調節していくしかないかな?
マニュアルのシャッタースピードは目測でほぼ正確に切れているから、(あ、もちろん高速シャッターが開いているかもチェックしたよん。)とりあえずはマニュアルで撮ってみるかなと。


そんでもって、最後にプリズムを見てみた。

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う〜ん。このがっつり腐食具合はどうしたものかねぇ?

で、とりあえず、このままではどうにもいけてないので、腐食している面をはがすことにしたよ。

まずは、ラッカー薄め液で黒塗装をはがす。


んで、ピカールで中途半端についているアルミ蒸着をはがす。

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こんな感じ。


で、最後はお得意の、プラスチックミラーの登場。

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ホットボンドでくっつけておしまい。と。


うん。さすが表面鏡。これだけ違和感がなければいいんじゃないかなと。

遠目から。
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近接から。
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てことで、思いの外さっくりとレストア一時終了。

一本撮った後にでも、露出計の具合は調整してみようと思う。

なにせ、シャッターを切るためには電池が必要なカメラだから、ファインダー内の露出計は常にふらふらしているからねぇ。



そうそう、50/1.4のPGレンズはカビが結構ついているから、こちらも次回カビ取りをしようかなと。

と思ったけど、レンズの前面と後面をそれぞれアルコールで拭いたら、カビはすっきりきれいになったし。
中にはほとんどカビが発生してないようだねぇ。


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さーて撮るぞー。

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