2010年2月3日水曜日

Canon EOS 1000S

カメラの修理をするようになると、人づての噂で広まった後に、けっこうな頻度でカメラが手元にやってくる。

今回も、職場の先輩が突然
「ふるーいカメラがあるんだけど、動くかどうか見てもらえる?」
ときた。

で、やってきたのがコイツ。

R1013735

EOSだねぇ。
canonの一眼レフは初だね。て、電気のオートカメラも何台かイジっていて良かったなぁなんて思ったりしてw

さて、動作チェック。・・・・の前に電池を入手しないと。
2CR5てやつねぇ。
さー、中野に行きますかねw


と思ったけど、電池を買いに行くのがメンドーだったので、例によって裏技の「電源装置」からの給電にて、動作チェック。

あら~?予想通りと言ってしまえばそれまでだけど、単なる電池切れっぽいねぇ。

オートフォーカスも露出も問題なく作動しているよねぇ。

てことで、経年の汚れをキレイに拭きとってあげて、レストアならぬ清掃終了。


・・・・といいたいところだけど、レンズのカビ曇りをチェックしないと。


あー。結構汚れてるなぁ。
ということで、とりあえず前から外してみた。

R1013737

うっわ~。なんじゃコリャ?

フルプラスチックじゃね?

もしやレンズまでもプラなんじゃないのか?
と思わせてしまうくらいプラプラじゃ。

R1013738

3枚目の裏ぐらいに気泡っぽい汚れがあるんだけど、そこまで外した段階で、ちょっと外すのに手間が掛かりそうになったのと、あまりにもプラスチックなので、やる気が失せてしまい、レンズ清掃はこれでおしまい。

なんか、これを見ると、ユーザーをバカにしているような感じがしてがっかりする。


てか、テスト撮影もする気がなくなってきた。
「電池切れですね~。問題なく動作しますよ~。」
的な返答で、そのまま返してしまおうかなぁ。なんて。



と思っていたけど、どんなチープなカメラだとしても、「カメラ愛」をもって接してあげないと!と思い立ったから、返却は中止。

とりあえずまずは、2CR5を期限切れでいいから手に入れようかなと。このサイズのリチウム電池は有効推奨期限が5~10年あるから、多少過ぎても問題ないっしょ。

そんでもって、レンズもどうせこの時代の標準ズームなんてタダみたいな値段で転がってるだろうから、適当に見繕ってつけてあげようかなと。

さらに、一度磨いたけど、今一度、エタノールで磨き上げたよ。


やっぱり、カメラを治すこと、動くようにすることは楽しいけど、その基盤にはカメラに対しての愛情が必要だろ!ってことで。


これで少し胸のつかえが取れた気がするw

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

前玉もプラスチックですか。
最近同じカメラを入手し、前玉は茶碗のような形状のプラスチックで、普通のレンズの形状ではありません。また、半透明の状態です。
モークと思われますが、フォーカス、絞りはちゃんと動きます。シリアル番号もあります。
一体これは何だ?キャノンはこんなものをお客さんに売りつけた?
全く使えませんよう。