2008年3月27日木曜日

見えないもの。

R1003704
見えないものについて、思考を巡らせたくなった。
人に説明するのに、ある程度の順番というか、基礎知識の説明が必要になってくる。

いきなり突拍子もないことをいっても、単なる怪しいヤツでおしまいだし。

てことで、人に説明するときの順番のおぼえがき。


〈その1〉非ユークリッド幾何学

もちろん話の導入だから、ごくごく簡単に。

「三角形の内角の和は何度?」
「180度」
「180度よりも大きな(小さな)三角形をつくることができるんだけど、つくれる?」
「・・・・」
「ユークリッド幾何学では無理だけど、非ユークリッド幾何学なら可能。もちろん普通に考えられる話」
「・・・・」
「球面上では内角の和は180度よりも大きくなる。馬の鞍のような面では逆に180度より小さくなる。」

現在の数学は、特に指定せずにユークリッド幾何学の世界で考えていくもの。でも、世の中は非ユークリッド幾何学の場合もいくらでもある。

今のたとえだと、2次元=ゆがみのない平面 という考えを無条件で断定している。ってこと。

物事を多角的に見ていく視点が必要!ってことが言いたいんだよね。
それさえ理解できれば第一段階は終了。

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