2015年10月20日火曜日

電池式チャッカマン。

仕事の方のブログに書こうかなぁ。と思ってたんだけど、詳細を書こうとするとマニアックな方向にどんどん進むきらいがあるので、はなからマニアックなこっちwに書こうかなと。
あ、でも、何をつくったか程度はあっちのブログにも記事にはしたけどね〜。

「ブロッキング発振回路を組み立てて、気体着火用のスパーク装置を作成してみた。」

ようは、電池式のコンロのパチパチするやつ。えーと、スタンガンの極々弱いやつ。て感じかな。自分の用途としては、酸素の助燃性や水素の爆発実験の点火プラグの部分の装置なんだけどね。
気体の爆発実験には欠かせないアイテムだったりして。
もう、20年近くコンロから取り出したスパークユニットを使ってたんだけど、最近くたびれてきていたので、なにか代案がないか探してたんだよね。



↑これ。
ほどよい大きさのタッパーに詰め込んだんだけど、中身はブロッキング発振をさせる回路と、スパークするように数千ボルトまで昇圧する回路を組み合わせてる。

て書いてあるとカッコ良いけど、実際は電子回路系は全くのオンチでネットから情報を頂いてつくっただけなんだけどね。これまた先人に感謝なり。

で、ブロッキング発振をするための回路に使ったパーツが、写ルンですなどの使い捨てカメラってことなわけ。

ほら、カメラにつながったでしょ?ww

使い捨てカメラ内のフラッシュのために蓄電する回路の中から、昇圧用のトランスとトランジスタ、あと適当な抵抗の3つを使って発振回路をつくる。

回路はすげー簡単。ただ、トランスの足のどことどこがどうなっているかを解析するのにやたら日数がかかった。
しかも、クラカメと違って下手にちょっと力を加えすぎるとあっというまに破損するところも苦戦した。都合、パーツは全とっかえに近い状態までいったからねぇ。あー下手すぎ。

R1110734

ほーら、ものの見事にぶっちぎれとるっしょ。
いっぱいあったフラッシュの基板だけど、殆どなくなってしまったよ。

で、カセットバーナーやガスバーナー、コンロなんかも当然これを使えば着火できるよね〜。とか思ったので、ハンディーなヤツもつくってみた。

R1110872

ほーら。いー感じでしょ?
ハンディーというより、ハンドメイディーwみたいな。

R1110874

オタクごころをくすぐるスケルトンw
右の小さなトランスが発振回路で、左の黄色いコンデンサーと影に隠れているダイオードたちが増幅回路(コッククロフト・ウォルトン回路)てなわけ。
こいつは、5段回路にしたので10倍に昇圧しているはず。たぶん2000〜2500V程度のスパークだと思うんだよね〜。よーわからんけど。

ガスバーナーとかコンロとか、カセットバーナーなんかをこいつで点火してみたけど、なんだかテンション上がったよw




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