2009年5月11日月曜日

minolta new SR-7 ~その3

とりあえず、動作系は注油をして完了。光学系はカビを除去してクリアになった。というnew SR-7、あとは露出計の動きを確認すれば大丈夫かな?ということで、露出計をチェックしてみた。

というか、CdSセンサーがきちんと反応していることは確認できていたので、液漏れによって劣化した底ブタの配線を交換し、スイッチの接点の緑青を磨いて、配線系は終了。

で、問題は、シャッターダイアルを組むときにきちんと正しい位置にあわせて組めるかどうかってところ。

露出計に連動しているワイヤーがダイアルを引っ張っているから、ダイアルをはずしたあとは”カシュン”とかいって回っちゃっているんだよねぇ。

電池をつないで、正確であろうカメラを隣に置いて、見比べながら、適正であろう露出の場所で固定する。という作業を強いられる。

ま、露出計は使わなければそれはそれでいいんだけど、ついているのに不正確っていうのはとっても困る。てことで、ここはちょっときちんとやってみた。

でもって、ボディーから貼皮からカビ臭がするカビカビカメラなので、無水エタノールをかけまくって、なんとか許容範囲内まで持ってこれた。
まー、でもまだ臭いけどねぇ。

てことで、モルトも張り替えてフィルムも装填したから、早速テスト撮影に向かってみようと思う。
ちょっと空シャッターを切った感じだと、やっぱりメカシャッター機独特のなんともいえないフィーリングが、ウキウキとさせてくれるカメラだよね。

以前どこかのHPで、「Pentax SLとminolta new SR-1Sはスペックとかサイズとかがとっても似てる。」という表現を使っていたが、まさにその通りと思う。
大きさとかフィーリングとかペンタのSP系に似てるね〜。SP系ってminoltaのSRシリーズと比べると女性的な感じがするけど、このnew SR系は、それよりもさらに女性的な感じのするカメラだねぇ。

こういう優しい感じのカメラ好きですw

R1010910

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