2008年12月20日土曜日

YASHICA Electro 35GX

基本、フルマニュアル撮影ができる機種という方針でクラカメを買いあさってきたが、このシリーズはとりあえず一つあってもいいなぁと思い、シリーズ最終機の35GXを購入。

自分の撮影スタイル的には、なるべく広角のレンズという希望があったので、このGXかCCに絞られた。

ただ、CCはF値が2.8なので、却下。
〜〜と思っていたら、ccもF1.8だったYO!orz!!てことで、CCをオクで検索中・・・〜〜〜

「明るくて広角」

というわがままな希望で、該当なのがGXってこと。

まぁ、広角って言ったって40mmだけどね。


結局、このあと各メーカーの40mmレンズのF値1点台を買いあさってみようかなと言う方向に気持ちが向かってきたよ。

まぁ、どっちにしたって病気には変わりないけどね。
強烈なウイルス性の病気だよwホントw


で、今回のブツはこれ。

R1009504

あちゃー。ってかんじだね。
そりゃ0.5kですから。
R1009505

とにかく汚れがすごいのなんの。
たぶん、田んぼか何かに落っことしたんじゃないのか?と思われるような汚れかただね、こりゃ。
R1009506

動作チェックはというと、
LR-44を使った突貫の代用電池を入れてみたら、あっさりと動いたし。
もちろん露出計が生きてそうなシャッターの動き。

ただ、シャッターが結構粘っている感じなので、それだけ清掃・注油すれば動作部分はほぼOKってところだね。

で、問題はレンズ。

R1009508

前玉の拭き傷が壊滅的なのと、前玉の中にあるカビ。


かなーり大苦戦。


たぶん過去最高潮に大変。
OM-1も、MXも「こりゃ大変じゃ!!」と思ったけど、
毎回レベルアップしてるよ。
自分がではなく、カメラ君の方がね。
てことで必然的にこちらもレベルアップさせていただいております。

今回の教訓。
『シャッター含む駆動系は繊細なカラクリ。レンズは”力”で挑むべし!』

大苦戦して、最終的にまわりを傷だらけにしてしまった前玉は万力でめっちゃ力一杯固定して、カニ目で回したら、意外なほどあっさりととれたし。

R1009533
てか、こいつもここまで分解している人をweb上で捜すことができなかったyo。
シロートのくせにかなり深みにはまっておりますw


とりあえず、シャッターの粘りをベンジン洗浄と微量の注油で回避して、接点の接触不良を清掃できりぬけ、レリーズボタンの浮きは亜鉛版をかまして対処した。
すきもの屋blogさん。感謝。

そして、あとはひたすら掃除、掃除、掃除・・・・・

貼皮もあまりにも汚いので、はがして交換。


そしてそして、問題の前玉レンズ。
写らないよりはいいかなということで、アクリルサンデーで研磨しちゃった。

もち、コーティングはおしまい。ざらつき感はまだ残ってる。て状態だけど、良しとするかね。

とりあえず貼皮の材料を適当に購入して、治したらテスト撮影をしてみようと思う。
まぁ、でも評判どおりの写りは期待してないけどね。なんせ前玉アクリルサンデーwだからww

R1009609
↑生地屋さんで、やっすい合皮を購入してつくってみた。けっこうおもしろいなぁ。皮張りw

〜追記〜
記事を書き上げてから、テスト撮影中に不具合発症!フィルムが入っているが、分解しないとダメっぽい状態。orz
シャッターが最速と最遅しか出ない。あーあ。

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